寺家駅（じけえき）は、2017年春に開業予定の広島県東広島市西条町寺家に設置される西日本旅客鉄道（JR西日本）山陽本線八本松 - 西条間の駅である。東広島市の中心駅として既に西条駅があるが、寺家地区から西条駅までは2 - 3kmと若干距離が離れている（徒歩で20 - 30分程度）。そのため、長年、寺家地区への駅設置が請願されていた。しかし、予定地周辺は整備されていない他、地権者との交渉が難航していたため、明確な計画は発表されないままであった。2009年4月、東広島市が新駅設置に合わせた「寺家地区土地区画整理事業」の事業案を公開し、同年4月29日まで市民の意見を受け付けるなど駅設置への具体的な動きが始まった。2010年（平成22年）2月より駅南口広場と国道を繋げる道路の工事が国道486号西条町寺家交差点北側より始まる（2011年12月時点では計画予定地にかかる民家の移築が完了し、土地の造成と道路の工事に入っている）。2015年（平成27年）より駅舎工事が起工した。2016年（平成28年）7月8日のJRの記者会見で正式駅名を「寺家駅」とし、1日の乗車人員を2800人と見込み、当面は快速列車（平日朝運行の「通勤ライナー」・休日データイム運行の「シティライナー」）は停車せず通過とする概要を発表した。周辺は県営住宅団地や団地、スーパーマーケットや国立の医療センターがある。橋上駅舎に南北自由通路を併設。広島シティネットワークでのラインカラーは緑。

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