カヤノヒメ(カヤヌヒメとも)は、日本神話に登場する草の神である。『古事記』では鹿屋野比売神、『日本書紀』では草祖草野姫(くさのおやかやのひめ。草祖は草の祖神の意味)と表記し、『古事記』では別名が野椎神(のづちのかみ)であると記している。神産みにおいて伊弉諾尊 (いざなぎ)・伊弉冉尊(いざなみ)の間に生まれた。『古事記』においては、山の神である大山祇神との間に、4対8柱の神を生んだ。神名の「カヤ」は萱のことである。萱は屋根を葺くのに使われるなど、人間にとって身近な草であり、家の屋根の葺く草の霊として草の神の名前となった。別名の「ノヅチ(野槌)」は「野の精霊(野つ霊)」の意味である。樽前山神社(北海道苫小牧市)では山の神・大山祇神(おおややまつみ)、木の神・句句廼馳(くくのち)と共に祀られている。萱津神社(愛知県あま市)では日本唯一の漬物の神として祀られており、タバコの葉の生産地では煙草の神として信仰されている。清野井庭神社(三重県伊勢市)では灌漑用水の神、別説では屋船の神の分霊であるという。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。