『書道教授』（しょどうきょうじゅ）は、松本清張の小説。『週刊朝日』1969年12月19日号から1970年3月27日号に、「黒の図説」第4話として連載され、1970年4月に中編集『鷗外の婢』収録の一作として、光文社（カッパ・ノベルス）から刊行された。これまで3度テレビドラマ化されている。さびれた呉服屋の店先に並ぶ品名札の美しい文字に魅せられた銀行員・川上克次。やがて主人を喪い店をたたんだ未亡人・勝村久子は、別の場所でひっそりと「書道教授」なる看板を掲げていた。ホステス・神谷文子との関係で悩んでいた川上は、その書道教室に通い始めるのだが……。「松本清張の書道教授・消えた死体」。1982年1月16日21:02-22:51、テレビ朝日系列の「土曜ワイド劇場」にて放映。視聴率24.7％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）。「松本清張スペシャル・書道教授」。1995年12月2日21:02-22:51、テレビ朝日系列の「土曜ワイド劇場」にて放映。視聴率14.1％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）。「生誕100年記念 松本清張ドラマスペシャル・書道教授」。2010年3月23日21:00-23:18、日本テレビ系列にて放映。DVD化されている。

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