『王様を起こさないで』(Royal Cat Nap、1958年3月7日)はトムとジェリーの作品のひとつ。舞台は中世。トムは近衛兵として王に仕えている。しかしこの王は大の癇癪持ち。今日も昼寝の最中に、枕もとの果物やチーズを荒らしに来たジェリーやニブルスに眠りをさまされカンカン。「この役立たずのバカネコが!今度わしの目を覚ますようなことがあったら、お前の首を刎ねてくれる!」それを聞きつけたジェリーとニブルスは、早速目覚まし作戦を開始。花瓶や皿を落とそうとしたり、プレートアーマーを踊らせて鳴らすなどなど散々な悪戯を働く。トムはネズミ2匹をやっとのことで王の寝室から追い出すと中から錠を掛け、鍵を飲み込んでしまった。これで一安心のはずだったが、ジェリーたちは鍵穴から矢を射込み、飛んだ矢はトムの尻にヒット。鍵を飲み込んでしまったことが裏目に出て、部屋から出られず、王の枕元で絶叫するトム。目を覚ました王は激怒。「一度ならずとも二度も!貴様は死刑だ!そのまえに拷問を加えてくれる!わしに逆らうものがどうなるか・・・」ところがドアの下から部屋に入り込んでいたジェリーたちが、王の耳元で子守唄をささやくと、王は激怒の中ながら安らかに寝入っていった。眠り込む王を見届けたトムとジェリーたちは、部屋を出ると友好的に握手を交わす。その後は思う存分チャンバラを始めるのだった。TBS系及び他系列で1964年~1990年頃まで時折放映された。
出典:wikipedia
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