


円山川リバーサイドライン(まるやまがわリバーサイドライン、Maruyamagawa Riverside Line)は兵庫県朝来市から、養父市を通り、豊岡市までの円山川沿いを走る道路である。朝来市から豊岡市までを結ぶ国道312号、兵庫県道104号物部養父線、兵庫県道2号宮津養父線、兵庫県道3号豊岡瀬戸線の通称である。全線にわたって円山川沿いを走るため、一部を除きアップダウンも少なく、特に下流域においては水量の多い円山川を横目に快適な走行が可能となっている。しかし、全体的に道幅が狭い上にスピードが出やすく、下流域の豊岡盆地はでは日本有数の霧の発生地として知られるほど発生数も多いため、通行者は注意する必要がある。上流域の朝来市においては、明治時代に日本の近代化を支えた日本有数の鉱山である生野銀山をはじめとする近代化産業遺産が点在する。また、現存する山城としては日本屈指の規模とされる竹田城跡(国の史跡)などがある。下流域の豊岡市では、日本で唯一コウノトリ(国の特別天然記念物)が生息する豊岡盆地や、玄武岩の柱状節理が発達して形成した玄武洞(国の天然記念物)、外湯巡りで有名な城崎温泉があるなど観光スポットも多い。あさご(兵庫県朝来市)やぶ(兵庫県養父市)の道の駅が設置されている。
出典:wikipedia
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