


データウエスト(DATA WEST)は、日本の大阪市に本社を持つソフトウェア会社。商号はデータウエスト株式会社。1984年(昭和59年)5月29日創立、1986年(昭和61年)5月26日設立。かつては大阪市鶴見区放出東に本社を置いていた。バスなどをターゲットとした、移動体通信システム等を提供している。また、さまざまな電子地図データの製作・編集・販売などカーナビゲーションを基礎とする事業も行い、タイ・マレーシア・香港等海外にも子会社を展開している。2012年度より、国内向けPND市場にも参入し、多くのメーカーにナビソフトをOEM供給するほか、自社ブランドをインターネットショッピング(楽天市場・Yahooショップ)に展開している。かつてはパーソナルコンピュータ向け・コンシューマゲーム機向けのゲームソフトの開発・販売を行っていた。草創期より様々なゲームソフトの企画・制作・販売を行い、そのほか色々なOEM製品を手掛けていた。特に富士通のパソコン、FM TOWNS向けに優れたゲームソフトを提供し、CSK総合研究所(CRI・ミドルウェア)やビングと並んでFM TOWNS御三家の一つに数えられる存在であった。また、1987年から発売していた『第4のユニット』シリーズはノンアダルトの「美少女ゲーム」の嚆矢の1つとして知られる。FM TOWNS用のゲームにDAPSという世界初の商用動画システムを開発。1990年発売の『D-Again』に試験搭載し、その後の『MERRYGOROUND』ではフル搭載して全編アニメーションを実現している。その他、CD-ROMプレスのコストダウン効果を狙いデータ構造を標準化し、プレーヤ部分を各機種毎にフロッピィディスクで供給し1枚のCD-ROMを複数種類のパソコンで利用できる、"DCCS"という方法などを作り出している。また、1991年には『RAYXANBER II』をPCエンジンCD-ROMでリリースして家庭用ゲーム機にも参入。サイキック・ディテクティヴ・シリーズの『AYA』と『Orgel』はPCエンジンSUPER CD-ROMおよびメガドライブメガCDに移植された。しかし、メガCDに移植される旨アナウンスがあり移植作業は完了していた『MERRYGOROUND』は結局発売されず、同シリーズを発売する事自体を断念した。その後、1990年代半ばにゲームソフト開発から事実上の撤退。これにより、8bit機の頃からの看板タイトルだった『第4のユニット』シリーズは1992年の『WYATT』以降は発売されておらず、事実上の未完に終わった。また、音楽作曲を一手に引き受けていた斉藤康仁が1995年に同社を退職するなど、ゲーム開発に必要な人材が流出したとされている。
出典:wikipedia
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