


『ミッキーのお化け屋敷』(ミッキーのおばけやしき、原題:"The Mad Doctor")は、ウォルト・ディズニー・プロダクション(現:ウォルト・ディズニー・カンパニー)が制作したアニメーション短編映画作品。公開は1933年1月20日。ミッキーマウスの短編映画シリーズの一作品である。ある嵐の吹き荒れる夜、部屋で寝ていたミッキーの元にプルートの叫び声が響いた。ミッキーが慌てて外のプルートの小屋に急ぐが、小屋は荒らされておりプルートの姿はない。小屋からはプルートの足ともう1組、人間の足跡が続いており、足跡を追ってミッキーがたどり着いた先は崖の上にそびえ立つ大きな古城だった。さらわれたプルートを助け出すために城に潜入したミッキーだったが、城は奇妙な仕掛けと異形の化け物がはびこるなんとも不気味な所であった。城のあちこちから現れる人骨たちのいたずらにもめげず、ミッキーはプルートを探して城の奥へと進んで行く。一方、プルートは誘拐犯人である狂科学者の手により何とも恐ろしい実験の材料にされようとしていた。プルートの首と、同じく実験材料として捕らわれているニワトリの体をつないで新しい生物を作り出し、さらに卵を産ませようというのだ。刃物を手に笑い声を上げる科学者に冷や汗を垂らすプルートは、大きな鳴き声を上げて助けを求める。そんなプルートの鳴き声を聞きつけたミッキーはその声を追って城をさらに進んでいくが、人骨たちの罠にかかりミッキーもまた狂科学者に捕らわれてしまう。なおも笑う狂科学者がなにやらスイッチを操作すると、手足を縛られたミッキーの上に天井から電動ノコギリが現れ、ミッキーの体を真っ二つに切断しようとノコギリが下りてくる。絶望的な状況でなおもプルートの名を呼びプルートの身を案じるも、ミッキーの体はついに……。……うめくミッキーは腹を蚊に刺されあわてて目を覚ます。気がつくと、そこは先ほどまでいたはずの物騒な古城ではなく、いつもの自分の寝室。プルートや自分を襲ったあの災難は全て夢だったのだ。部屋に差し込む爽やかな朝日の中プルートの名を呼ぶと、元気よくプルートが外からミッキーの元に飛び込んできた。幸せそうにじゃれるプルートに笑って喜ぶミッキーだった。
出典:wikipedia
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