『ポルチシの啞娘』(ポルチシのおしむすめ、)は、1916年製作・公開、ユニバーサル・フィルム・マニュファクチュアリング・カンパニー製作・配給によるアメリカ合衆国のサイレント映画である。アンナ・パヴロワが主演し、ユニバーサル特作として製作されたことで知られる。ウジェーヌ・スクリーブ、ジェルマン・ドラヴィーニュによる1828年パリ初演のオペラ『ポルティチの唖娘』を原作にロイス・ウェバーが脚色、カール・レムリがプロデュース、ウェバーとフィリップス・スモーリーが共同で監督した作品である。本作は、アンナ・パヴロワの映画デビュー作であり、パヴロワは当時の金額で5万ドルの報酬を受け取った。クレジットはされていないが、ボリス・カーロフが端役で出演しており、カーロフの映画デビュー作となった。1916年、ユニバーサル・フィルム・マニュファクチュアリング・カンパニー(現在のユニバーサル・ピクチャーズ)が製作・配給して、同年4月3日にアメリカ合衆国で公開された。オリジナルは9巻であるが、米国内で7巻ないしは8巻でも上映されている。日本では、播磨勝太郎が同1916年(大正5年)7月に設立した播磨ユニヴァーサル商会が独占配給し、同年10月21日に東京・浅草公園六区の帝国館を皮切りに全国で公開された。現在本作は、アンソニー・スライドによれば上映用プリントが現存し、同監督の現存する17作のうちの1作である。英国映画協会のフィルム・アーカイヴがそのプリントを所蔵している。
出典:wikipedia
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