KING(キング)は、漫画『北斗の拳』、およびそれを原作としたアニメなどに登場する架空の軍団。軍団の長・シンの自称する称号をその名に冠している。本稿では構成人員に加え、本拠地であるサザンクロスについても併せて解説する。ケンシロウから許婚のユリアを奪ったシンが作り上げた軍団。KING軍とも呼ばれる。本拠地はサザンクロス。関東一円を支配する一大勢力として物語の序盤に登場し、ユリア奪還を目指すケンシロウの行く手を阻んだ。南十字星を象った十字の紋章「ブラッディークロス」を旗印などに使用しており、これは左側に交点がある横長の十字である。その構成はトランプのマークにちなんだ名前の各部隊に分かれ、それぞれのトップが「スペード」などマークの名前で呼ばれている。アニメ『北斗の拳』では多数のオリジナルキャラクターが登場し、原作ではシンとの戦いの後に登場した「GOLAN」や「ジャッカル一味」といった勢力もシンの配下となっている。ゲーム『北斗無双』では指揮官クラスのメンバーとして、「スペードの9」といった人物が登場する。担当声優は特記ない限りテレビアニメ版のキャストである。シンがユリアのために築いた街で、多数の人員を動員して作り上げたKINGの本拠地。『天の覇王 北斗の拳ラオウ外伝』では、サザンクロスタウンという呼称で登場する。シンは完成した街の全貌を自分の居城からユリアに見せ、その力を誇示したが彼女の心を動かすことはできなかった。この街で働かされている人々は、KINGから「家畜」と呼ばれ、奴隷扱いされている他、劇中ではクラブの手で面白半分に虐殺されるなどその扱いは劣悪である。また、定期的に「家畜狩り」と称して近隣の村の住民や難民を大量に拉致しては、ブラッディークロスの焼印を押して新しい「家畜」にする。テレビアニメでは第5話でそれまでの本拠地から、新しく作り上げたサザンクロスに移動するという展開となっている。これにより、もぬけの殻となったシンの居城を訪れたケンシロウとそこに待ち伏せしていた幹部のジョーカーが対峙するシーンが描かれた。なお、この城はケンシロウ抹殺を図るジョーカーが地下にあるガソリンに引火したことで爆破された。ケンシロウはシンが移動したというサザンクロスの場所をつかめなかったが、ユリアの侍女・サキの兄でサザンクロスを脱走してきたテムジナの遺した言葉「緑の大地、悪魔の目」がヒントとなり、場所を特定できた。その言葉どおり、悪魔の目の形をした場所のちょうど目の中に位置している。その後、ケンシロウが向かう前にバルコムの反乱を発端としてKING内で同士討ちが始まると火を放たれ、街は灰燼に帰した。
出典:wikipedia
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