


サンアイ イソバは、15世紀末に実在したとされる与那国島の女性首長である。名前の「サンアイ」は地名、「イソバ」は個人名である。サンアイは島言葉で「ガジュマル」を指す。イソバアブ(阿母)とも呼ばれた。巨体と怪力で知られ、4人の兄弟を島内に配置して治めていた。また、巨大な草鞋を海に流し、島には巨人がいると外部に思わせて、敵が島に近寄らないように図った。1500年、八重山諸島のオヤケアカハチの乱が平定され、琉球王国配下の宮古島の軍勢が与那国島にも攻め寄せた。これを撃退したとも、攻め滅ぼされたとも伝わる。子孫に島袋家がある。
出典:wikipedia
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