芦沢誠のGO!GO!サタデー(あしざわ・まことのゴーゴーサタデー)は、ABCラジオで2010年4月10日から 2012年12月29日まで、毎週土曜日の午後に放送されていた生ワイド番組。「アッシー」の愛称を持つ朝日放送アナウンサーの芦沢が1人で進行していたが、放送時間は放送時期によって異なる。1991年10月放送開始の『ABCミュージックパラダイス』(以下『ミューパラ』と略称)から、ABCラジオの生ワイド番組でレギュラーパーソナリティを務めていた芦沢の冠番組。当該週のニュースや阪神タイガースの話題などを芦沢が1人で語るとともに、邦楽・洋楽を問わず『ミューパラ』時代を中心としたリスナーからのリクエスト曲を放送したり、ゲストを迎えてのインタビューを実施したりしていた。当番組のタイトルであるGO!GO!サタデーには、放送時間が土曜日の“午後”であることや、開始当初の放送時間が約“5.5時間”(12:30 - 17:55)であったことにちなんでいる。放送上は、芦沢のトークやコーナー名などで、ゴゴサタ(ごごさた)という略称も多用された。もっとも、ABCラジオの編成上の事情から、当番組の放送時間は3度にわたって変更(後述)。番組終了までの3ヶ月間は、4時間(13:55 - 17:55)にまで短縮されていた。さらに、プロ野球シーズン(主に4 - 6月および9・10月)の放送日に阪神タイガースのデーゲームが組まれている場合には、ABCラジオの中継枠『ABCフレッシュアップベースボール』を1コーナーとして内包。その関係で、オープニングから試合開始までの時間帯(第1部)は、事実上中継の前座コーナーとして扱われていた。なお、中継が17:55までに終了した場合には、中継の直後から「第2部」として17:55まで芦沢1人で放送。全国高校野球選手権大会中継期間中には原則として放送を休止していたが、当日放送予定の試合が中止になったり、試合が予定より早く終了したりした場合には「第2部」と同じ扱いで放送していた。その一方で、『ABCフレッシュアップベースボール』を内包しない「フルバージョン(基本放送枠)」の場合には、芦沢がスイーツなどを食べるコーナー「3時のおやつ」を15時過ぎに放送。ビールを飲むこともあったため、番組で紹介されるリスナーからのメッセージには、芦沢の食べっぷりや飲みっぷりに対する感想がよく添えられていた。番組開始直後の2010年5月には、芦沢が放送中に飲むことを目的に、神戸の地ビール製造施設で番組オリジナルのビールを作っている。当番組の放送期間中には、芦沢がリスナーに同行するツアーを数回実施。毎年12月には、大掃除向けのリスナープレゼントとして、希望するリスナーから抽選で高圧洗浄機を進呈していた。しかしABCラジオでは、土・日曜日に放送される自社制作番組を主な対象に、2013年1月にナイターオフ期間では異例の改編を実施。2012年12月29日には、当番組の放送を終了するとともに、『ミューパラ』の放送開始から21年3ヶ月間にわたった芦沢のラジオパーソナリティ生活にもいったん終止符が打たれた。2013年1月5日からは、当番組の放送枠とワンマンDJのスタイルを引き継ぐ格好で、『南山千恵美のMusic Smile』(松竹芸能所属のタレント・南山千恵美による冠番組)を放送する。奇しくも南山は、2001年6月に芦沢のパートナーとして、『ミューパラ』火曜日で番組デビューを果たしていた。「フルバージョン」で放送した場合を基に記載。『ABCフレッシュアップベースボール』を内包した場合には、中継の延長によって一部のコーナーを休止した。この他にも、朝日放送が当番組の放送時間中に本社のあるほたるまちエリアで屋外イベントを実施する場合には、イベント会場からの生中継を内包していた。2010年11月13日には、当番組をABCラジオ創立60周年記念番組『みんなでGO!GO!60周年』として放送した。音楽番組・深夜番組を中心に、同局における60年の歴史を振り返る企画で、芦沢は全編にわたってナビゲーターを担当。過去の番組の音源などを紹介する「お調べ隊」として、後輩アナウンサーの浦川泰幸がアシスタントを務めた。また、ゲストとして、道上洋三・和沙哲郎・小縣裕介(いずれも朝日放送アナウンサー)、キダ・タロー、阪口佳澄、片山淳子が登場した。道上出演のコーナーでは、『おはようパーソナリティ道上洋三です』について、道上の入院・手術からの復帰初日となる放送(2006年9月25日)、アシスタント・秋吉英美の初回放送(1998年10月5日)の2音源が流された。また道上が進行を務める『ABCヤングリクエスト(ヤンリク)』の復活放送もおこなわれた。道上と同時期に『ヤンリク』のパーソナリティを担当した熊谷瞭子も電話出演し、道上とともに1960年代-70年代当時の番組の思い出話を紹介した。道上の『ヤンリク』最終担当回(1974年)の音源も流れた。キダ出演のコーナーでは、ABCホームソングなどキダが作曲したABCラジオゆかりの音楽の紹介や、『フレッシュ9時半!キダ・タローです』の音源などが流された。和沙・阪口出演のコーナーでは、ともに1970年代末から1980年代にかけて番組を担当した両人の進行で『ヤンリク』の復活放送がおこなわれた。また1970年代末-80年代当時の番組の思い出話も紹介された。小縣・片山出演のコーナーでは『ABCミュージックパラダイス(ミューパラ)』の復活放送がおこなわれた。また小縣・片山に加えて、自身も『ミューパラ』担当経験のある芦沢・浦川も交えて『ミューパラ』の思い出話を紹介した。このほか、安達治彦担当時代の『メモリーズ・オブ・ユー』や、4代目林家小染・桶村久美子担当時代の『歌の旅・歌謡大全集』などの音源も流れた。
出典:wikipedia
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