元君(げんくん、? - 前230年)は、衛の第44代君主。平侯の子で嗣君の弟。平侯の子として生まれる。魏の娘婿となる。懐君31年(前253年)、懐君が魏に殺されると、嗣君の弟は魏によって立てられ、衛君(以降は元君と表記)となった。ある時、衛人の荊軻が諸国の旅から衛に帰国した後、官僚を志して衛の君主である元君に謁見し、旅で学んだ遊説術に基づいた国家議論を大いに述べたが、元君は全く聞き容れなかった。こうして荊軻は挫折し、それ以来遊侠に身を投じた。元君14年(前249年)、秦が魏の東部を奪い取り、初めて東郡を置いた。このとき衛は野王県に遷され、濮陽は東郡に編入された。元君25年(前230年)、元君が薨去し、子の角(かく)が立って衛君(衛君角)となった。
出典:wikipedia
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