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埼京線

埼京線(さいきょうせん)は、東京都品川区の大崎駅から池袋駅まで山手線、池袋駅から赤羽駅まで赤羽線、赤羽駅から武蔵浦和駅を経由する東北本線別線を走行して埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅までを直通運転する、東日本旅客鉄道(JR東日本)の運転系統の通称である。埼京線は東京地区の電車特定区間内の運転系統の一つであり、渋谷・新宿・池袋など都心の山手線西側の各地、埼玉県南部の都市とを結んでいる。路線案内に用いられるラインカラーは緑()が使用されている。2016年10月より、駅ナンバリングが導入されるが、起点の大崎駅は、東京臨海高速鉄道りんかい線からの続き番号で、JA08(りんかい線はR08)が付与される予定である。以降、恵比寿駅はJA09、渋谷駅はJA10…となっていく。昭和後期に埼玉県南部の人口密集地に東北新幹線高架を建設するのに伴い、これに並設する形で「通勤新線」または「通勤別線」という通称の在来新線を同時に建設し、この新線と既存の赤羽線を接続して、埼玉県南部と赤羽駅・板橋駅を経由して池袋駅とを結ぶ新路線として設置されたものである。その後山手貨物線への乗り入れ開始により新宿駅、恵比寿駅と徐々に区間が延伸され、2002年(平成14年)からは大崎駅を介して東京臨海高速鉄道りんかい線と相互直通運転も行われている。また大宮以北では川越線川越駅まで直通運転を行っている。「埼京線」は、複数の鉄道路線にまたがって直通運行される本路線の案内上付与された運転系統名であり、「埼京線」という線路名称が正式に制定されているわけではない。埼京線を構成する鉄道路線の正式名称は、大崎駅から池袋駅までが山手線(山手貨物線)、池袋駅から赤羽駅までが赤羽線、赤羽駅から大宮駅までが東北本線の支線(別線)である。JR東日本は、自社ウェブサイト上で池袋駅 - 赤羽駅間を「赤羽線」としても案内し、赤羽線の4駅の所属路線に赤羽線と埼京線の両方を含めている。また『JR時刻表』の埼京線の項目においても、新木場駅 - 大崎駅間は東京臨海高速鉄道りんかい線、大崎駅 - 池袋駅間は山手線、池袋駅 - 赤羽駅間は赤羽線、赤羽駅 - 大宮駅間は東北本線、大宮駅 - 川越駅間は川越線と正式路線名に従って案内されている。『JTB時刻表』においては、新木場駅 - 大崎駅間は東京臨海高速鉄道りんかい線、大崎駅 - 大宮駅間は埼京線、大宮駅 - 川越駅間は川越線として案内されている。名称については埼玉県と東京都からそれぞれ1字ずつ取ったものである。なお、「さいきょう」という読み方は湯桶読みである。「最強の路線」という意味も込められている。1885年(明治18年)に日本鉄道が品川 - 赤羽間に東京南北を連絡する路線として建設した品川線は、現在の山手線品川駅 - 池袋駅間および赤羽線を合わせた区間であった。これが1906年(明治39年)の国有化(鉄道国有法参照)ののちに旧日本鉄道豊島線(池袋駅 - 田端駅間で品川線の支線)と合わせて東北線の部「山手線」と改称され、1932年(昭和7年)には現在の環状運転と池袋駅 - 赤羽駅間の区間運転の形態となった。そして1972年(昭和47年)には山手線の枝線部分となっていた池袋 - 赤羽間が赤羽線として線路名称としても分離されることとなったが、1985年(昭和60年)の埼京線の開通により、品川・渋谷・新宿方面と板橋・赤羽方面を直通する運転系統が成立した。明治期当時の品川線列車は非電化で、品川駅 - 赤羽駅間を50 - 60分程度で結んでいた。これに対し、現在の埼京線は電化され、品川は通らないものの、大崎駅 - 赤羽駅間を25 - 30分で結んでいる。当初、東北・上越新幹線の計画では赤羽 - 大宮間のうち埼玉県内を地下化とする予定であった。しかし1973年、地下化による建設案は地盤の問題を理由に難しいとされ、「通勤新線」を併設した形での高架化案が示された。この通勤新線が現在の埼京線にあたる。高架による新幹線の建設案は、当時東海道山陽新幹線沿線での騒音問題が生じていたこともあり、沿線住民による反対運動を招いた。その後の国鉄と地域との間の交渉の中で、東北・上越新幹線の騒音問題に対する措置や、「通勤新線」の快速の停車駅の要望の具現化を盛り込んだ建設計画が合意された。その後、東北新幹線大宮駅 - 東京駅間の建設開始とともに「通勤新線」赤羽駅 - 武蔵浦和駅 - 大宮駅 - 宮原駅間 (22.0km) の建設も開始された。当初、通勤新線は赤羽駅 - 宮原駅間を建設し、高崎線に乗り入れて新宿駅へ直通させる構想で、1985年の運輸政策審議会答申第7号でも宮原延伸が計画されていた。当時の地図付録の路線図などにも予定線が大宮から宮原に延びて記されている。しかし、埼京線の車両基地用地として候補に挙がっていた浦和市(現在のさいたま市)のロッテ浦和工場の買収が難航し、宮原駅周辺でも用地買収の面から反対運動が起こり、急遽川越線を電化するとともに南古谷駅付近に車両基地を建設することになったため、こちらの工事を優先する必要性に迫られ、大宮駅 - 宮原駅間の建設は中止となった。埼京線の赤羽駅 - 大宮駅間の各駅は、15両編成に対応できるようにホームの準備工事が済ませてある。また、大宮駅 - 日進駅間の高崎・川越線並走区間で川越線側にトンネル用地や合流用地がある。さらに、高崎線の大宮駅 - 宮原駅間も立ち退きがほぼ完了し、複々線化用地がほぼ確保されていた。当初の構想であった高崎線の池袋・新宿直通は、JR化後に貨物線を利用して実現し、現在では湘南新宿ラインへと発展している。これを受けて2000年の運輸政策審議会答申第18号からも計画が削除されている。高崎線の複々線化用地も住居や駐車場などへの転用が始まっている。ただ、高崎線のいくつかの駅では、通勤新線または埼京線の乗り入れを求める看板が現在も残っている。また、上尾市は以前さいたま市と行っていた合併協議(上尾区、この協議は破綻し、岩槻市〈現在のさいたま市岩槻区〉に肩代わり)でこの区間を利用した埼京線か京浜東北線の上尾駅延伸を見返りとして要求していた。埼京線は今でこそ乗車率が首都圏第4位の路線に成長したが、前述の通り、1971年当初国鉄は埼京線を具体的な案としていなかった。しかし、埼京線の併設を条件とする東北・上越新幹線の高架化案が1973年3月10日に発表されると、同年4月26日には反対運動が起こり、最終的には東北新幹線計画・高架化(騒音問題)に反対した戸田市民・浦和市(現在のさいたま市)民・与野市(同)民を中心とした自治体の要望が叶うかたちで埼京線の造設・運営が実現化した。この反対運動は住民が「新幹線反対県南三市連合会(通称三市連)」として連携した大規模なもので、以下のような関連事件が発生した。大規模な、国鉄(当時)との激しい抵抗・反対運動のすえ、見返りとして埼京線運営に関する具体案(戸田公園駅 - 大宮駅間速度規制および快速停車駅数など)が作成され、今でも住民の意見が強く反映されている。この一連の反対運動は「東北・上越新幹線反対運動」と呼ばれる。埼京線開通直前、駅の完成を祝って試走内覧会に市民が招待された。これは、完成した新駅のホームを、埼京線と並行して走っている新幹線の線路を走行する作業用車両に乗って見学するという、貴重な事例であった。現在では国鉄から埼京線を承継したJR東日本と反対自治体・住民は和解しており、埼京線開通によって交通の便が飛躍的に向上し、多くの住民が利用している。特に戸田市については、この傾向が顕著であり、埼京線開通後、人口が急増し市内地域が大幅に発展した。2012年3月17日ダイヤ改正時点での埼京線の運行形態を以下に示す。山手貨物線を走行する大崎駅 - 池袋駅間では途中恵比寿駅・渋谷駅・新宿駅にのみ停車し、並行する山手電車線に対して、実質的に快速のような役割を担っている。またこの区間では同一線路上に湘南新宿ラインの列車や、首都圏各地への特急列車・ホームライナーも走行している。埼京線の列車種別は、1985年の開業当時から、各駅停車・快速・通勤快速の3種別の体制となっており、快速と通勤快速は赤羽駅 - 大宮駅間で通過運転を行う。開業以来、現行ダイヤまで通過駅の変更などもなくそのまま継承されている。埼京線の各種別の特徴は以下のとおり。埼京線の運行時間帯は平日・休日とも朝4時30分(池袋発赤羽行き)から深夜1時11分(赤羽発池袋着)までとなっている。ただし、山手線電車と並行する大崎駅 - 池袋駅間では朝は新宿発基準で池袋・赤羽・大宮・川越方面行きが6時台から、大崎・新木場方面が7時台からの運行で、深夜は新宿発23時55分発が最終となる。この区間での運転が行われない時間帯はかつての赤羽線電車と同様の池袋駅 - 赤羽駅間のみの電車も運行される。平日朝時間帯は6時台に2本、7 - 8時台に毎時4本、9 - 10時台に毎時3本の通勤快速が運行される。上り(大宮から新宿方面)各駅停車は新宿駅7時台着が11本、8時台着が15本、9時台着が9本である。下り(新宿から大宮方面)各駅停車は新宿駅7時台発が9本、8時台発が13本、9時台発が12本となっている。日中は快速が新木場駅 - 川越駅間で1時間あたり3本・20分間隔で運行され、その合間に各駅停車が2本ずつ、1時間あたり6本運行される。各駅停車は基本的に新宿駅 - 大宮駅間の運行で、武蔵浦和駅で後続の快速に追い抜かれる電車と終点まで先行する電車が20分間隔で交互に運行される(2015年3月のダイヤ改正まで、後者については40分間隔で新宿駅 - 赤羽駅間での運行となっていた)。平日夕・夜時間帯は17時から21時台まで通勤快速が毎時3本(上り20・21時台は2本ずつ)、その合間に各駅停車が2 - 3本の運行となっている。りんかい線との直通は毎時6本ほど(20時台は上り・下りとも4本)である。22時台以降は通勤快速の本数が減るが、新宿駅23時47分発に下り最終の通勤快速がある。金曜日(祝日の場合は木曜日)の終電直前のみ運行される各駅停車が存在する。2015年度春には、最終金曜日に新宿発赤羽行きと大宮行きが1本ずつ増発された。休日ダイヤでは通勤快速の運行がなく、快速が6時台から20時台まで、おおむね20分間隔で運行される。日中は平日と同様のダイヤで、各駅停車に関しては、朝・夕夜は日中のダイヤパターンに毎時1 - 2本を加えた運行本数である。なお、上下線ともに各駅停車のみ運行する時間帯は早朝・深夜の一部だけであり、複々線区間をのぞき、湘南新宿ラインとともにJR東日本の路線では快速運転をする時間帯が比較的長い。埼京線は2014年現在、E233系、205系(1編成のみ)と70-000形の3種類の通勤形電車で運用を行っている。全電車が全区間10両編成での運転である。2014年3月以降は、全車両が4ドアとなっている。埼京線は何年間にもわたり、痴漢が多発している状態が続いている。このことは新聞やテレビで取り上げられるほど深刻な事態になっている。警視庁によると、2004年の首都圏路線での痴漢件数は2,201件と過去最悪を記録し、そのうち埼京線は217件と最多で、2位の中央線快速(188件)、3位の中央・総武線各駅停車と京王線(121件)、5位の山手線(119件)を大きく引き離していた。その後、痴漢の検挙件数は2005年から減少し、2010年の調査では埼京線の痴漢件数は100件となり、中央線快速の117件を下回った。痴漢への対策として、JR東日本は以下の取り組みを行った。当路線には2001年より、JRの通勤電車で初の女性専用車が設定された。設定車両は大崎側の先頭車両である10号車。該当車両には女性専用車であることを示すステッカーが貼られ、ホーム上の乗車位置にも同様の表示が行われている。設定当初は、平日の深夜23時以降に新宿駅を発着する大宮方面行きの電車のみであったが、2005年4月4日からは平日朝のラッシュ時である7時30分 - 9時30分に新宿駅に発着する大崎方面行きの全電車にも設定された。編成中で最も混雑している車両は1号車であり、女性専用車両導入後もなお痴漢多発の状況が続き、一向に改善が見られないため、2009年12月28日より、車内に防犯カメラが設置されることになった。防犯カメラは、試験的に当時32編成あった205系のうち1編成の1号車に2機設置された。2010年1月下旬には、カメラの台数を増やした2編成目も走らせた。JR東日本ではこれまで、湘南新宿ラインなどのグリーン車のデッキにカメラを設置していたが、普通車としては当路線が初となった。防犯カメラ設置後の2010年1月から2月の痴漢被害が前年同時期に比べ減少しており、効果が見られたことから同年6月以降、70-000系含む当線で運行されている全ての車両に車内防犯カメラを追加設置した。2013年6月から導入されたE233系7000番台にも設置されている。池袋駅を発車する川越行きの終電は平日・土休日問わず24時であり、並行路線と比較しても早めの時間帯に設定されている。この時間を遅らせて欲しいという意見は埼玉県議会でも取り上げられており、2014年には議長名でJR東日本に対して要望書も提出されている。しかし、車両基地が遠方の川越線内に設定されている都合上、車両の送り込みや保守の関係から時間の繰り下げは難しいものとされている。2015年度の最混雑区間(板橋→池袋間)の混雑率は183%である。2010年度以前は当該区間の混雑率が200%で高止まりしており、首都圏の鉄道路線でも屈指の混雑区間であったが、2011年度に赤羽 - 大宮間の開業以降では初めて200%を下回った。さらに、2013年度は広幅車両を導入したため、若干であるが混雑緩和が見られるようになった。埼京線大崎駅 - 大宮駅間の設置駅と停車種別・接続路線・所在地などを以下に一覧表として示す。埼京線の東北本線別線区間の建設時は、両端の赤羽駅・大宮駅を除く各駅は北赤羽駅を「通勤新線第1駅」のように1から10までの番号で呼ばれていた。これらの北赤羽駅 - 北与野駅間の各駅(全10駅)はすべて新幹線に隣接した高架島式ホームであり似通った構造であるが、駅ごとに色が付けられ、他駅との差別化が図られている。開業当初は戸田公園、武蔵浦和、与野本町のみにみどりの窓口があり定期券や回数券の集約販売を行っていた。その他の駅では近距離(営業キロ100kmまで)の乗車券を自動券売機で販売していた。2007年8月1日から戸田市内の埼京線3駅(戸田駅・戸田公園駅・北戸田駅)では上り線ホームの発車メロディに戸田市歌「ああわが戸田市」が採用されている。発車メロディに市歌が使われるのはさいたま市(浦和駅・北浦和駅・与野駅・さいたま新都心駅・大宮駅)、深谷市(深谷駅)に次いで埼玉県内で3番目である。埼京線のうち、赤羽駅 - 大宮駅間では宇都宮線・京浜東北線と異なる経路を通っているが、同区間には経路特定区間が設定されており、実際には埼京線を通る場合でも、0.9km短い宇都宮線経由で運賃・料金が計算され、どちらを通るかは指定されない。定期券にもこの特例が適用され、赤羽駅 - 大宮駅間では埼京線・京浜東北線どちらの途中駅でも乗降可能となる。

出典:wikipedia

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