チチブ電機株式会社（チチブでんき）は秋葉原に店舗を構えていた電器店。一般には「チチブデンキ」の店名で知られる。戦前に本所区（現在の墨田区）に秩父電業社として創業し、1950年に秋葉原に移転して商号を変更。1960年代から一般家電の取り扱いを開始。1970年代中期頃から東芝の特約店となり、同社製のパソコンの部品を中心に取り扱うようになり現在に至る。2009年3月23日に店舗を1階部分から3階部分に移転した。店先の自動販売機では秋葉原名物「おでん缶」を販売しており、おでん缶の聖地としても親しまれていたが、2015年5月20日を以て店舗の営業を終了。閉店後は事務所を世田谷区に移転し、通信販売のみ営業するとしている。

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