1997年カナダグランプリ(1997 Canadaian Grand Prix)は1997年のF1世界選手権第7戦として6月15日にサーキット・ジル・ヴィルヌーヴで開催された。この時点で3勝を挙げているジャック・ヴィルヌーヴの「凱旋」レースとなったが、わずか2周目に単独クラッシュする結果に終わった。さらに52周目には首位を走るマクラーレンのデビッド・クルサードがピット作業後にエンジンストール、その直後にプロストのオリビエ・パニスがスピンしタイヤバリアにクラッシュ、この事故処理のためにセーフティカーが導入されたが結局56周目に赤旗が掲示され中断、そのままレース終了となった。規定により54周目の順位が正式リザルトとなり、ミハエル・シューマッハが(クルサードのエンジンストール劇によるものもあったが)ポール・トゥ・ウィンで優勝、2位にはベネトンのジャン・アレジ、3位にはジョーダンのジャンカルロ・フィジケラが自身初の表彰台を獲得した。またプロストの中野信治は自身初の6位入賞を果たしたが、チームメイトのクラッシュによるポイントだったために浮かない表情であった。なおパニスは両脚を骨折しており、その後ルクセンブルクグランプリで復帰するまで7戦の欠場を余儀なくされた。
出典:wikipedia
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