有安 杏果(ありやす ももか、1995年3月15日 - )は、ももいろクローバーZのメンバー、女優である。グループでのイメージカラーは。出身は埼玉県。スターダストプロモーション所属。148cmと小柄ながらダイナミックなダンスと高い歌唱力が特徴であり、「小さな巨人」のキャッチフレーズで活動する。幼少期にはEXILE系列の育成所であるEXPGに所属していたこともあり、ムーンウォーク、パントマイムなどの高度な動きを得意とする。なお、EXILEの全国ツアーにもキッズダンサーとして帯同していた。NTTレゾナントの調査では歌の上手いアイドルとして、Perfumeの西脇綾香に次ぐ2位にランクインしたこともある。歌唱時に深く感情移入する傾向があり、曲の途中で涙が止まらなくなってしまったこともある。所属グループのマネージメントを行ってきた川上アキラは有安の性格を「直情的で、なによりも人間臭いところが面白い」と評している。小さなことで悩んでしまう傾向があるが、自身の様々なコンプレックスを個性として活かしメンバーやファンに受け入れられている。滑舌に難があることをネタとした持ち歌がレパートリーとなっているほか、自撮りの写真における頬のエラを目立たせない独特のアングルは「ももかくど」として親しまれ、へんてこな絵を描くことから「画伯」の愛称もついている。努力家としても知られ、ライブやイベントなどの仕事に対し周到な準備を行うのが特徴である。喉の治療のため声が出せなかった時期には、質問や合いの手が書かれたスケッチブックを数冊用意し、1週間のトークライブ企画に参加し続けたこともある。自身に対する感想や批評をインターネットで調べる、いわゆるエゴサーチを行い改善点を探るというスタイルをとっている。「厳しい意見があっても、それを自分で納得できたらいい」と述べており、「見てくれている人がいて、その人たちに向けてやっているものだから、見てくれている人たちがリアルタイムで求めているものに関しては、出来る限り応えたい」としている。自身のブログでファンに質問を投げかけ、1000件近いコメントを分析し集計結果を発表したことも何度かある。多種多様なアーティストのCDやライブ映像を日々鑑賞しており、「私にとって歌や音楽は本当に特別なもの」と述べている。プライベートでaiko・Mr.Children・Superflyなどのライブに訪れたり、歌の練習を兼ねてヒトカラ(一人カラオケ)に行ったりしている。また、ドラム演奏の指導を村石雅行から、ギター演奏の指導を多保孝一から受けており、ライブで披露することもある。名前の由来は、母親がドラマ『ダブル・キッチン』のワンシーンに憧れて、お腹の中の本人に「ももちゃん」と呼びかけていたことから。インタビューで女性ファンにかけられたい言葉を訊かれ、「ももちゃん」と呼ばれると嬉しいと回答している。両親が関西出身で、京都府の病院で生まれた(そのため家族と話す時などは関西弁になる)。一人っ子である。1995年(0歳の時)、雑誌の赤ちゃんモデルで芸能活動を始め、まもなくキャロットに所属。小学生のとき『ポンキッキーズ21』に「シスターラビッツ」としてレギュラー出演。さらに、習いごととしてやっていたバレエやジャズダンスを本格化させたいと、特待生としてEXPGに入学。EXILEの松本利夫(MATSU)から指導を受けたこともある。経験のないヒップホップダンスに苦戦するも努力を重ね、キッズダンサーとして『EXILE LIVE TOUR 2005 〜PERFECT LIVE "ASIA"〜』に帯同するまでになった。「Kiss you」の曲中、MAKIDAIとのペアでステージに立っており(DVDには未収録)、有安は「何度聴いても鳥肌が立って泣ける思い出の曲」と述べている。また、EXILEと岡村隆史(ナインティナイン)のコラボユニット「オカザイル」のキッズメンバーにも選ばれ、『めちゃイケ』(フジテレビ)への出演、『EXILE LIVE TOUR 2007 EXILE EVOLUTION』への帯同も果たした。さらには、「Choo Choo TRAIN」のミュージックビデオ(PV)にも出演している。しかし、中学生になるとキッズダンサーの扱いではなくなり、仕事のオファーが激減。プロのダンサーへの道もあったものの、クールなパフォーマンスを求められることに違和感があり、「笑顔で踊りながら歌いたい」との想いから、別の道を探ることとなった。2007年(中学1年生になる前)には、喉の声帯結節の手術を受けている。幼い頃から歌う際に、無理な発声法で大声を出し続けていたことが原因であった(ハスキーボイスの記事も参照)。2008年に現在の事務所にスカウトされる。2009年2月にダンスボーカルグループ・Power Ageへ加入。しかしその3か月後にPower Ageは解散してしまう。同年7月26日、『スタ☆フェス Vol.006』にて、ももいろクローバー(後のももいろクローバーZ)に加入した。キャッチフレーズは「ちょっぴりおバカな、小さな巨人」(勉強には一生懸命取り組むものの、思うように身についていないことから)。イメージカラーは。カメなど緑色の生き物が嫌いなこともあり苦手な色であったが、グループの活動を通じて愛着がわくまでになった。イメージカラーも相まってカエルに似ていると言われることがあり、自分でもネタにする。グループへの加入が最後であったこと、キッズダンサー時代から表舞台での「オン」と楽屋での「オフ」を意識してきたことなどが影響し、ももクロの自由奔放な雰囲気に対しては距離を置くことが多かった。しかし2012年の鳥取県米子市でのライブ終了後、「もっと輪の中に入ってきてほしい」と思っていた他のメンバーたちは有安と2時間ほど話し合いの時間を持ち、互いの気持ちをぶつけ合った。これがきっかけで、お互いがパーソナリティーを深く理解し合えるようになり、有安も自分のペースで自然とグループの雰囲気に溶け込んでいった。この出来事は「米子の夜」としてファンに知られている2013年、喉の治療のため1月初旬から2月いっぱいまで声を出せない状態となった。この間、ライブにはダンスパフォーマンスのみ行う形で出演し続けた。4月に発売されたアルバム『5TH DIMENSION』からは発声方法をそれまでと大きく変えているが、同時に個性を残したままの歌い方となるよう、ボイストレーニングでは指導されたという(なお、この2年後には扁桃腺の除去手術も行っている)。2014年には『有安杏果プレゼンツ チビッ子祭り』を開催。女性は身長155cm以下、男性は身長159cm以下のみ入場可とする参加資格が設けられたライブであった。2015年には、和田アキ子とのコラボを複数回披露しており、和田本人から実力を高く評価されている。同年の定期ライブでは、各地の映画館において有安1人だけを絶えず映し出す特別ライブビューイング「ありやスクリーン」を実施。有安のライブ中に見せる涙や豊かな表情、小動物のような動きなどがメンバーから「面白い」と評されており、有安の姿だけを見てみたいという高城れにの発案を形にしたものとなった。2016年7月には自身初となるソロライブ『ココロノセンリツ 〜Feel a heartbeat〜 Vol.0』を横浜アリーナにて1万人規模で開催。併せて、自身も楽曲制作に携わったミニアルバム『ココロノセンリツ♪ feel a heartbeat』をリリースした。他にもソロ活動が活発になり、新日本プロレス『WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム』で、有安のファンを公言する邪道とともにリングに上がったり、小学校時代に在住していた埼玉県富士見市のPR大使にも就任した。有安杏果有安杏果 with 在日ファンク事務所に推され隊ももいろクローバーZの有安杏果と高城れにによる、「所属事務所内の格差」をテーマとしたユニットてんかすトリオ姉妹グループの柏木ひなた(私立恵比寿中学)、伊藤千由李(チームしゃちほこ)とのユニット。3人とも各グループへ最後に加入した経歴があり、そばやうどんにあと乗せする「てんかす」のように味の引き立て役であることから命名された。実際に各グループから「歌が上手い」を基準に集められた3人組である。子役として、火曜サスペンス劇場やはぐれ刑事純情派などのドラマやCMへの出演歴がある。現在も、北川景子・柴咲コウ・竹内結子らを擁する芸能事務所スターダストプロモーションに所属しており、ももいろクローバーZの活動と並行して、かねてから演技レッスンを重ねてきている。2015年には、踊る大捜査線シリーズで知られる本広克行監督の指名で、他のメンバー4人とともに青春映画『幕が上がる』での主演を果たした(加えて、2014年のベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した黒木華や、同年の日経トレンディにおいて「今年のヒット人」に選ばれたムロツヨシらが出演)。第40回報知映画賞ではメンバー5人の演技が認められ、特別賞が贈られた。さらに第39回日本アカデミー賞の話題賞(ももいろクローバーZ)、TSUTAYA映画ファン賞(幕が上がる)なども受賞した。
出典:wikipedia
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