ニューエイジムーブメントの危険(ニューエイジムーブメントのきけん、New Age Movement)とは、神学者尾形守の著書。福音主義、聖書信仰の立場からニューエイジの歴史について解説し、その危険について警笛を鳴らす内容となっている。宣教師訓練センター所長奥山実の推薦文がついている。また霊の戦いの文学として知られるフランク・E・ペレティ著『この暗闇の世界』で、クリスチャンの霊的な戦いの本としてとりあげられている。尾形はニューエイジを「諸思想・諸宗教を統一し、東洋の汎神論的影響を受け、人間の中に神性を見い出し、オカルト的指向を持つ、組織というより(中には組織化しているニューエイジのグループもあるが)、社会の様々な領域に広がりつつあるネットワークであり、霊的流れである。」と定義している。第一章ではニューエイジムーブメントの歴史と概要が語られ、聖書信仰と比較している。近代ニューエイジのルーツとしてあげられている3つは、神智学、超絶論、スピリチュアリズムである。第二章は日本におけるニューエイジの危険と題して、日本にも影響を及ぼしたとされるオウム真理教、十次式健康法、春山茂雄著『脳内革命』、トランスパーソナル心理学、進化論とニューエイジの関係について解説されている。第三章では宗教的包括主義、宗教多元主義、自由主義神学(リベラル神学)とニューエイジの関わりについて検討される。第四章はニューエイジ・ムーブメントを押しつつめる団体として、シェア・インターナショナル、国際ニューエイジ協会、トータルヒーリングカルチャー、法の華三法行、神智学協会、日本人智学協会、ラエリアン、和尚瞑想センター、スーフィ瞑想センター、マハリシ総合研究所、国際真理開発協会、ボストン・クラブ、サビアン・シンジケートがあげられている。この問題へのキリスト教的な対処方法が紹介されている。
出典:wikipedia
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