セレン(2005年(平成17年) - )は、日本の船橋競馬場(南関東公営競馬)に所属していた競走馬で、現在は種牡馬。主な重賞勝鞍に2009年(平成21年)京成盃グランドマイラーズと勝島王冠、2010年(平成22年)大井記念と東京記念がある。船橋競馬場の佐藤賢二厩舎で競走馬となり、9月28日に船橋で行われたJRA認定新馬戦でデビュー、10頭立ての4番人気で7着だった。その後の12月5日に行われた12頭立ての競走で1着、初勝利を挙げた。年明け3歳になって3戦は平場戦で経験を積んだ。その年4戦目で初めての遠征として川崎競馬場へ向かい4着、同じく川崎で迎えた次の平場戦では勝ち星を得た。6戦目は地元の船橋で5月7日のナイスレイン特別に出走。4番人気ながら1着とし、特別戦初参戦で初勝利を飾った。4歳となったこの年、セレンはC1クラスに格付けされた。1月の平場戦を勝利し、この時点でセレンは3連勝を飾った。以降は特別戦ばかりを使われることになり、2月27日には川崎競馬場の春麗(しゅんれい)特別に出走、この競走も勝利し4連勝とし、C級クラスからB級クラスに格上げされた。格上げ初戦は地元でフレンドリーレイン特別に出走、2番人気に推されたものの3着に終わり、連勝は4でストップした。その後初めて大井にも遠征、出走した北斗七星賞では1番人気に推されたが、クビ差の2着に敗れた。その後は地元で2戦走り、ファンシーステッキ特別は1着、ファンシーサドル特別は2着と好成績を収めた。そして7月に再び大井で出走、7月6日の天の川賞では12頭立ての1番人気に推され、見事人気に応えて2着ヤクモアクティヴに4馬身差をつけて勝利している。約1ヶ月後に船橋でガーナ共和国盃に出走、こちらも1番人気に推され勝利した。続く大井でのイーバンク銀行賞では初めてA級クラスとの混合戦となったが1番人気に支持され、ここも勝って3連勝を決めた。ここまで6戦、すべて連続で1番人気に支持されている。初めての重賞挑戦は10月1日の東京記念で、ここでは大井のバグパイプウィンドに次ぐ2番人気に甘んじた。これまで1800m以下の競走でしか使われていなかったセレンにとって、東京記念の2400mという長丁場は不利なように見えたが、それでも勝ち馬ルースリンドから1馬身1/4差の2着に食い込んだ。その後は船橋で10月28日に行われた京成盃グランドマイラーズに出走、JpnI馬マンオブパーサーなどが出る中で単勝2.1倍の1番人気に支持され、それに応えて2着馬クレイアートビュンを差し切り2馬身半差をつけてゴール、初の重賞制覇を手にした。年末に近い12月2日、大井の新設重賞勝島王冠に出走した。16頭中1番人気の単勝2.1倍に支持され、期待通りの優勝を果たして勝島王冠初代優勝馬となった。そして年末の大一番である東京大賞典にも出走した。JRA勢にはヴァーミリアンなどといった強豪がいる中で、セレンは勝ち馬サクセスブロッケンからタイム差0.3秒(約2馬身差)の4着に入り、地方馬としては最先着、および掲示板に載る健闘を見せた。年が明けて5歳になった初戦は2月3日の金盃に出走。1番人気ながらも同じ船橋のマズルブラストに半馬身差で2着と、もう一歩の内容であった。その後は南関東重賞およびダートグレード競走の常連となり、3月10日のダイオライト記念では4着、5月5日のかしわ記念では6着に入っている。やや間隔が短くなって、5月19日の大井記念に出走。ここでは2600mの長距離も苦にせず、さらには最後の直線でボンネビルレコードの追撃にもかわされることなく1番人気に応えて勝利、同年の初白星を挙げた。6月30日の帝王賞ではフリオーソの5着に敗れた。秋に入り10月7日の東京記念では1番人気に応えて勝利。11月3日のJBCクラシックでは後方から徐々に差を詰めて追い上げるも伸びあぐねて6着に敗れた。引退後は、種牡馬となった。
出典:wikipedia
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