『男子高校生の日常』(だんしこうこうせいのにちじょう、"Daily Lives of high school boys")は、山内泰延による日本のギャグ漫画作品、および同作を原作としたテレビアニメ、実写映画。スクウェア・エニックスマンガ大賞奨励賞・審査員特別賞受賞作を原型とする。『フレッシュガンガン』(『月刊少年ガンガン』増刊)2008年春号に読み切りとして掲載された後、同社のウェブコミック配信サイト『ガンガンONLINE』で2009年5月21日更新分から2012年9月27日更新分まで連載された。毎週木曜日更新。単行本はガンガンコミックスONLINEから発売されていて2013年7月現在、第1巻から第7巻まで累計230万部を突破している。テレビアニメは2012年1月から3月まで放送。「○×県立真田北高校」(男子校)に通う男子高校生たちの、日常の中の笑いを描くギャグ漫画。「くだらないけれどコミカル」「バカなドタバタ」と評されるような種類の笑いを描いており、読者が自らの高校時代の日常を懐かしく振り返ったり共感したりできるような作風となっている。公式配信サイト上では、部活シーンや恋愛といった劇的な展開すら起こらない、リアルな日常をテーマにした作品であることがアピールされている。「サザエさん方式」を採用していることを公言しており、登場人物の年齢は固定されている。本作のような「日常系」のジャンルでは、登場人物は女子が中心、あるいは女子のみであることが多いが、本作は男子高校生を中心としている点が特徴となっている。作者の山内は本作について「はやっているのと同じような物を描こうとは思わなかった」と述べている。男子高校生だけではなく女性キャラクターも登場し、単行本の巻末には、描き下ろし漫画「女子高生は異常」が収録されている。ただし、登場する女子のほとんどが型破りで男子をも凌ぐ凶暴さを持っていたり、笑う表現が下品だったり、言動が支離滅裂だったりと多くの日常系漫画から描かれる女子生徒達とは一線を画すキャラクター(いわゆる「萎えキャラ」)が多い。基本的に女子の目は描かないという作者の方針により、主人公である北高メンバーの親族であっても目の周りの表情が描かれていないキャラクターが多い。物語の第1話はタダクニ、ヒデノリ、ヨシタケの3人組のエピソードから始まるが、劇中には複数のグループが登場し、物語はグループごとに焦点を当てた短編エピソードが連続していく形で進行する。別のグループと交流を持っている人物もおり、互いに繋がりのある作品世界を構成している。登場人物の多くは各々小学校時代から知り合いの幼馴染である。「声」はテレビアニメ版の声優。平成元年創立の男子校。制服はブレザー。学校指定のストライプのネクタイがあるようだが、ほとんどの生徒は緩めているか着用していない。なお通学カバンは、青いサブバッグと、白に水色のラインが入った肩掛けカバンがある。地域に愛される真面目な校風で通っており、ゴミ拾いなどのボランティアなどが行事に組み込まれているが、中には「70時間断食」といった意図の不明な行事もある。タダクニなど主要メンバーが在籍。タダクニの妹から相談されたことに始まり、身近な相談事から学校の不祥事の始末、他校の依頼までこなす『何でも屋』と化している。これ以上生徒会の管轄外の依頼が来ないように唐沢の提案で有料化したが、高い依頼達成率から結局依頼が来て大繁盛してしまうなど、明らかに生徒会らしくなくなってきている。唐沢曰く「生徒会とは雑用をこなし、お代をいただく組織」。キヨタケ曰く、校則が厳しい。ネクタイは、濃い緑である。男子は学ラン、女子はセーラー服。『男子高校生の日常』の単行本巻末に掲載されている描き下ろし漫画。タイトル通り、女子高生が主役の話。「男子高校生の日常」と世界観は共通しており、唐沢が脇役で登場したり、主要登場人物たちが「男子高校生の日常」本編にも出演したりしている。『男子高校生の日常』の単行本1巻巻末に掲載された漫画。単行本関連書籍2012年1月より3月まで、テレビ東京ほかにて放送された。本放送に先立っての2011年11月からは、プロモーションの一環としてエピソードの一部がインターネット上で先行配信された。『ガンガンONLINE』で連載された作品の中では最初のアニメ化作品となった。「スクウェアエニックス×サンライズ コラボ作品」であることが銘打たれており、本放送版第1話の冒頭では両企業の代表作である『ドラゴンクエストII』と『機動戦士ガンダム』のパロディが盛り込まれ、登場人物から「そういうアニメではない」と突っ込まれるやり取りが描かれている。OPの背景のいくつかはサンライズのある西武新宿線上井草駅周辺の風景である。OP中の銭湯は2013年で潰れてしまい、存在しない。Web先行配信版と本放送版では異なる主題歌が用いられている。深夜アニメとしては珍しく、主題歌映像にて歌詞字幕が表示される(OP・EDとも。但し、英語や漢字の歌詞に、ひらがなのルビは振られていない)。エンディングテーマは当初、人格ラヂオの楽曲「引き算」の起用が発表されていたが、同バンドのメンバーが2011年12月3日付で自身のブログ上に掲載した不適切な発言を受けて、同年12月13日にタイアップ辞退を発表した。辞退の発表に先駆けての2011年12月4日には公式サイトから記述が削除され、公式Twitter上でも「EDは未定」であると発表された。その後、同年12月15日に公式サイトで雨先案内人の『おひさま』を使用することが発表され、同日雨先案内人の公式サイトにも発表された。本放送の第1話はWeb配信版と同じくENAが歌う「文学少女」が使用され、エンドタイトルには自虐ネタとして笑いを取るような形で、本来のエンディングが間に合わなかった旨のテロップが流れた。Web先行配信版と本放送版ではエピソードの順序が異なっている。予告では『「男子高校生と○○」ほか』(各回の最初のサブタイトル、第12話のみ最後のサブタイトル)と表記。Web先行配信版各話の配信期間は、公開から2週間。Web先行配信版本放送版2013年10月12日より、シネ・リーブル池袋ほかにて公開。キャッチコピーは『高校生よ、最強(バカ)であれ』。
出典:wikipedia
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