東日本方言(ひがしにほんほうげん)または東部方言(とうぶほうげん)とは、東日本で話される日本語の方言の総称。西日本方言・九州方言とともに日本語本土方言を構成する。東条操は、東日本方言を次のように細分化した。一方、平山輝男は、八丈方言は本土の他方言との違いが大きいと見て、東日本方言とは別に本土方言の中の独立した方言とした。また、都竹通年雄は、岐阜・愛知方言を西日本方言に含めた上で、東日本方言を次のように分けた。また、奥村三雄は主に音韻体系とアクセントの違いから東日本方言をに二分した。なお、北陸方言は西日本方言に属するが、発音は東北方言に似た面もある。日本語は上代から近世にかけての中央語である近畿方言を中心にして発展したとされる(方言周圏論も参照)。上代東国方言では中央語と異なる多くの言語現象があり、その一部(命令形「-ろ」など)はそのまま現代まで引き継がれたが、多くは中央語からの同化作用を受けた。金田一春彦は、現代東日本方言は平安時代以降の近畿方言から分岐したもので、八丈方言が上代東国方言の直接の子孫にあたるとしている。また歴史的な背景から、東京方言は語法・語彙・発音に非東日本的な要素もみられ、特に敬語体系などにおいて関西方言との共通性が大きい。
出典:wikipedia
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