『祭りだ!ワッショイ!』(まつりだワッショイ)は、1970年4月5日から1971年3月28日までフジテレビ系列局で放送されたバラエティ番組である。放送時間は毎週日曜 20時00分 - 20時56分 (JST) 。スタジオに大勢のゲストを招き、コント・歌・ギャグ・アニメなどの賑やかな内容で構成されていたバラエティー番組。司会はこの当時『夜のヒットスタジオ』や『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』などのレギュラー番組を抱えていた人気司会者・前田武彦、人気演歌歌手の北島三郎、そして当時、異色の新人歌手として売り出し中のピーター(池畑慎之介)の3人が務めていた。番組は世の中のブームに挑戦する「ブームに挑む」、3人の持ちコーナー「マエタケコーナー」「北島三郎コーナー」「ピーターと踊ろう」、そして「おたのしみアニメ劇場(歌謡アニメ劇場)」などによって構成されていた。中でも、ヒット歌謡をアニメで送るスタジオ・ゼロ制作「おたのしみアニメ劇場(歌謡アニメ劇場)」は一番の人気コーナーとなった。裏番組に平均視聴率21パーセントを誇るNHK大河ドラマ『樅ノ木は残った』を抱え、1970年10月4日放送分をもって『新・祭りだ!ワッショイ!』(しん - )と改題し、公開番組へリニューアルされた。司会も前田と北島に替わって、川崎敬三と三波伸介が加入した(ピーターは継続出演)。「歌謡アニメ劇場」とも呼ばれた。毎回決まったストーリーがあるわけではなく、当時のヒット歌謡曲に合わせて(あるいはそのイメージで)独自解釈のオリジナルアニメーションを制作し、現在で言うところの“プロモーションビデオ”風の5分間の映像作品に仕立てる、という趣向のコーナーだった。アニメ制作は石森章太郎、藤子不二雄、つのだじろう、赤塚不二夫らが役員として参加したアニメーション制作会社として知られる、スタジオ・ゼロが担当。作品の中には赤塚作品のキャラクターである「イヤミ」、「ニャロメ」、「バカボンのパパ」らが登場しているものがある一方で、この当時の流行であるシュールでサイケデリックなイメージなどが盛り込まれた作品もみられる。スタジオ・ゼロは1970年12月に解散したが、制作された作品群のネガやフィルムは元・スタッフの鈴木伸一が保管しており、長らくこのアニメはソフト化や再放送はされていなかったが、2006年に石ノ森章太郎萬画大全集の全巻購入特典DVDでその一部が収録されたのが初のDVD化となった。2007年7月、杉並アニメーションミュージアムでのフジオ・プロのイベント開催などのタイミングで探索作業が進められ、全26本中18本分のフィルムが発見されている。
出典:wikipedia
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