メクロン級スループ( HTMS Maeklong Class Sloop) は、タイ王国海軍のスループの艦級である。本級は、タイ王国が自国の沿岸警備のために日本の浦賀造船所に発注したスループである。船体形状は、艦首乾舷を高めた船首楼型とした。前甲板に主砲として日本製の防盾付き12cm(45口径)単装砲を背負い式に2基配置。2番主砲の基部から甲板一段分上がって、日本海軍の睦月型駆逐艦に似た形状の頂上部に測距儀を載せた塔型艦橋が立ち、その背後には簡素な三脚式の前檣が1基立つ。船体中央部に細身の1本煙突が立ち、煙突の側面部は艦載艇搭載スペースとし、煙突後方両舷には旋回式連装水上魚雷発射管を各1基配置していた。後甲板上には簡素な三脚式の後檣が立ち、後部12cm主砲が後向きに背負い式で2基配置された。他に日本製のシャム国海軍水上偵察機1機の搭載が可能であった。1番艦メクロンは、第二次世界大戦後、魚雷発射管を撤去して対空火器を増強した。日本の浦賀造船所で「メクロン(Maeklong)」として1937年竣工。1973年除籍後、展示保存。日本の浦賀造船所で「ターチン(Tachin)」として1937年竣工。1945年6月1日にサタヒップにて連合軍の航空攻撃により大破、1945年10月24日に解体処分。
出典:wikipedia
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