LIZARD(リザード)は、日本のロックバンド。1970年頃、灰野敬二の即興演奏のライブにて初ステージを踏んだモモヨ、カツを中心に、「幻想鬼」、「通底器」、「エレクトリック・モス」というバンド活動を経て、1972年、前身バンドである「紅蜥蜴」が結成された。シングルを2枚リリースした後、バンド名が現在の「LIZARD」となる。音楽性は、所謂東京ロッカーズムーヴメントを牽引したパンク・ロックでありながら、キーボードやシンセサイザー、ヴォコーダー等の電子機器を駆使したテクノポップ寄りのニューウェイヴサウンドであった。また、LIZARDには親衛隊が存在し、彼らは「リザードアーミー」と呼ばれた。1978年、貸スタジオ「S-KENスタジオ」を中心として活躍していたバンドであるフリクション、ミラーズ、ミスター・カイト、S-KENとともに、「東京ロッカーズ」と称し、シリーズ・ライブを開始。1979年、オムニバス・アルバム『東京ROCKERS』に2曲参加。そして11月21日、キングレコードより1st.アルバム『LIZARD』、シングル『T.V.MAGIC』をリリースしメジャーデビュー。プロデューサーはストラングラーズのジャン・ジャック・バーネルが担当した。1980年、モモヨのプロデュースによる2nd.アルバム『BABYLON ROCKERS』、シングル『浅草六区』をリリース。そして、インディーズのジャンク・コネクションより「MOMOYO&LIZARD」名義でシングル『SA・KA・NA』をリリース。また、「紅蜥蜴」時代の音源がインディーズのシティ・ロッカーよりアルバム『けしの華』としてリリースされた。しかしその後、メンバーの交通事故や相次ぐ脱退、フロントマンであるモモヨが麻薬取締法違反容疑で逮捕される等、様々な理由が重なり、以後、断続的な活動となる。1981年、その混乱の中、完成した3rd.アルバム『ジムノペディア』をトリオレコードよりリリース。1983年から1984年にかけて、モモヨは、元P-MODELの秋山勝彦との「夢幻会社」、そして「MOMOYO&PSYKICKS」、「VISIONARY FRONT」などで活動。1985年から翌年にかけて、インディーズのテレグラフ・レコードより、モモヨのソロ・シングル3枚『聖家族』、『虚空遍歴』、『空花』を立て続けにリリース。1986年、テレグラフより「LIZARD」名義でミニアルバム『変易の書』をリリース。1987年、同じくテレグラフよりアルバム『岩石庭園』をリリースした後、活動を休止。2009年、長い活動停止の後、オリジナルメンバーであるモモヨ、ワカ、コー、ドラムに元ARBのキースを迎え復活。未発表音源を含む1973~2008年の全トラックを網羅したCD 10枚組に加え、未公開ライブ映像を収録したDVDがセットになったコンプリートBOX『Book of Changes Complete Works of Lizard』をリリース。そして、1st.アルバム発売と同じ日の11月21日に、22年ぶりのスタジオ・アルバム『リザードIV』をリリースした。2010年4月5日には、新宿LOFTにおけるワンマンライブ「LIZARD SHINJUKU MEETING PREMIUM LIZARD VS JJ」で30年ぶりにストラングラーズのジャン・ジャック・バーネルと共演を果たした。シングルアルバムシングルアルバムオムニバス映像作品シングルアルバム
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