『エクステ』は、2007年2月17日公開の日本映画。海辺の美容室「ジル・ド・レエ」で働く美容師の卵・水島優子は実の姉・清美から虐待を受けた過去を持つが、一流の美容師になるため日夜励んでいた。そんなある日、姉から姪である少女・水島マミを強引に預かることになってしまう。初めはマミを厄介者扱いした優子だが、次第に彼女と心を通わせ合い、姉妹のような関係を築き、初めは母からの虐待で心を閉ざしていたマミも心を開き、明るい顔を見せるようになった。その頃、横浜港では巨大コンテナから、膨大な量の髪の毛と少女の遺体が発見される。その遺体は臓器売買の被害者であり、剃り落とされたはずの髪は死後も伸び続けていた。死体安置所に務める山崎ぐんじは無類の髪フェチで、その少女の遺体を持ち帰り、伸び続ける少女の髪でエクステを作り、優子の務める美容室をはじめとする美容室にそのエクステを提供していくが、それには少女の強い怨念が込められていた。

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