『バイオハザードIV アフターライフ』(原題: "Resident Evil: Afterlife")は、2010年のホラーアクション映画。3D上映も行われた。PG12指定。1からポール・W・S・アンダーソンが久々に監督を務める。前作IIIから1年後を舞台とし、ロサンゼルス、アンブレラの本部がある東京都渋谷、アラスカ(撮影場所はトロント)が登場する。なお、今作ではゾンビのみならず『バイオハザード5』に登場するマジニが敵として登場、アルバート・ウェスカーが同ゲームと同じ動きをする場面がある等、オリジナリティが強かった過去作に比べ原作へのオマージュ要素が多い。アクションシーンでは前作までと比べるとスローモーションを多用している。IMAX 3Dと3Dは日本語吹き替え版と字幕スーパー版で、2Dは字幕版のみ。前作より3年前……。T-ウイルスは世界中に蔓延し、遂に東京でも感染者が出た。そして、世界滅亡のカウントダウンが始まった。それから4年後(前作から1年後)の12月某日。アンブレラ社は東京・渋谷の地下に巨大要塞を築き、アルバート・ウェスカー議長の指示の下で、T-ウイルスの研究、実験を繰り返していた。その地下要塞を、アリスが自身のクローンたちと共に襲撃。地下要塞は壊滅的なダメージを受ける。ウェスカーは地下要塞をあっさり見限りヘリで一人逃亡、予め仕掛けていた特殊爆弾を爆破する。クローンアリスもろとも、渋谷周辺は地下要塞ごと壊滅した。ウェスカーは勝利を確信するが、オリジナルのアリスは生き延びてウェスカーと同じヘリの中にいた。アリスはウェスカーを追い詰めるが、ウェスカーに血清を打たれ、能力を失ってしまい、さらにヘリが富士山に墜落し、ウェスカーを取り逃がしてしまう。それから半年後の翌年5月3日、アリスはアラスカにあるという感染が及んでいない安息の地「アルカディア」を訪れていた。しかし、指定された地点には人々の姿はなく、アリスは落胆する。その時、アリスを一人の女が襲撃。アリスはすかさずその女を倒すが、なんとその女は先にアルカディアに向かったはずの仲間、クレア・レッドフィールドだった。クレアの胸には蜘蛛型の奇妙なデバイスが付いており、アリスはそれを除去。ほどなく意識を取り戻したクレアは記憶喪失になっており、自分の名前さえ覚えていなかった。翌日、アリスとクレアは他の生存者を求め、飛行機でロサンゼルスに向かった。すると、おびただしい数のアンデッドに囲まれた刑務所の屋上に生存者を発見し、そこに着陸する。アリス達は生存者達から、アルカディアは地名ではなくロス沖に停泊している船の名前だと教えられる。何とか海上のアルカディアに向かわなければならないが、アリス達が乗って来た小型飛行機では全員は脱出できない。しかし、刑務所からの脱出方法を知っている男が一人だけいた。その男の名はクリス・レッドフィールド。クリスはアンデッドと闘う特殊部隊だったが僅かに生き残った生存者に囚人と間違われて監禁されてしまう。アリスは脱出の手段を知っているクリスを解放。クリスは解放されクレアは自分の妹だと言うが記憶の無いクレアは拒絶してしまう。クリスの指示で刑務所からの脱出を図るが、すぐ背後に大勢のアンデッドやマジニが襲い掛かる。詳細は各人物の個別記事や、バイオハザードシリーズの登場人物を参照。※2015年12月2日発売の「吹替洋画劇場」シリーズ「吹替洋画劇場『バイオハザードIV アフターライフ』デラックス エディション」Blu-rayには本編ディスクとは別に、テレビ朝日版(約90分)の吹き替え版を収録した特典ディスクが付属している。2012年9月16日にテレビ朝日の『日曜洋画劇場』枠で初放送された。アリスをはじめ続けて登場した人物については、同一の声優陣による吹き替えが施されている。本編が終了した後には公開中の『リトリビューション』のハイライトが独占プレミアム映像として放送された。2005年5月、プロデューサーは『"Resident Evil: Afterlife"』の題で『III』を製作し、東京及びアラスカを舞台として撮影する可能性について言及したが、結局実現には至らなかった。2006年9月、ジェンセン・アクレスがレオン・S・ケネディ役で出演するという噂が流れたが、アクレスの代理人がIGNの取材に答える形で噂は事実ではないと否定した。また、2009年カナダのバンクーバーで行なわれたコンベンションにて、本人の口からもオファーを受けていないと否定されている。2007年10月、ポール・W・S・アンダーソンが本作製作のためにソニーと交渉中であることが報じられ、2008年12月にはスクリプトの執筆を開始した。6000万ドルの製作費をかけ、2009年9月29日にカナダのトロントで撮影が始まり、同年12月に完了した。本作はジェームズ・キャメロンのアドバイスにより、同監督の映画『アバター』で使われたフュージョンカメラシステムを使用して撮影された。そのため、3D映画としては『アバター』以来となるフル3D作品として制作された。2009年8月、ソニーは2010年8月27日に本作を公開すると発表したが、同年12月に2011年1月16日まで延期した。さらに2010年1月、公開日を同年9月10日に再変更した。プリズン・ブレイクで主役を演じたウェントワース・ミラーが今作品でまたも脱出を図る脚本に本人も最初は冗談かと思っていたが、そこにユーモアを感じ出演。また、役が決まるまではクリス・レッドフィールドを知らず、単なる脇役の一人と思っていた。音楽は前作のチャーリー・クロウザーから代わってトムアンドアンディが手掛ける。サウンドトラック盤は2010年9月7日にアメリカで発売された。予告編や劇中ではの(Resident Renholder Mix) が使われたが、未収録。同楽曲は『バイオハザードII アポカリプス』のサウンドトラックに収録されている。尚、mp3ダウンロードでは "-Deluxe Version"として下記楽曲が追加されている。ソニーピクチャーズエンタテインメントより2010年12月22日発売のDVDは2011年1月17日付オリコン週間DVDランキングでも1万2700枚(累積枚数は11万2000枚)を売り上げ発売3週目でDVD総合首位を獲得した。また、Blu-rayも2011年1月10日付オリコン週間ブルーレイ総合ランキングで首位となっている。主演のミラ・ジョヴォヴィッチが『Ⅳ』後は出演しないと公表した為、次作の予定はないと思われたが、新キャストで『バイオハザード ビギンズ』として再始動予定と発表される。しかし、2010年9月に本作のプロモーションで来日したミラ・ジョヴォヴィッチは「次の世代にバトンタッチするまでは続けます」と続編出演をにおわせる発言をし、ラストシーンもまだ物語が終わっていないことを示唆している。2011年3月にスクリーン・ジェムズからミラ・ジョヴォヴィッチを主役にした『バイオハザードV リトリビューション』を2012年9月14日に劇場公開すると発表された。撮影は2011年10月から開始される運びになった。ロケ地は、トロントと東京。
出典:wikipedia
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