なぎの木(なぎのき)は、高知県安芸市下山にある木。神木 梛(なぎ)の木と呼ばれている。国道55号の中央分離帯上にある。言い伝えでは、昔、広光金二という波切不動明王(波切不動)を信仰している漁師(または釣り好きの神職)が嵐のため遭難し、波に漂っているとき笹のような葉をつけた小枝にしがみついた。その枝が波切不動の境内にある神木・梛の木であり金二は助かったといわれている。1934年(昭和9年)の室戸台風で、もう1本あったなぎの木が倒れ1本となった。1969年(昭和44年)の国道改修工事のさい取り除かれる予定であったが地元の反対を受け残すこととなり、木を境内の一部とともに、国道の中央分離帯として上下線を分離した。地元住民は年1度、この樹のために春の大祭を実施している。なお、木の樹齢は300〜400年と推定される。高さ約17メートル。土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線) 伊尾木駅下車。国道55号を安田町方面へ約1.5 km。
出典:wikipedia
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