明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法（あすかむらにおけるれきしてきふうどのほぞんおよびせいかつかんきょうのせいびとうにかんするとくべつそちほう、昭和55年5月26日法律第60号）(略して明日香法とも呼ばれるとは日本の法律。法律は二つの柱からなっている。一つは、村内全域が歴史的風土保存の対象となっている。駅前の一部以外を除いてほとんどが風致地区であり、建築には厳しい制限がかけられている。二つは、住民の生活安定を目的としている。松下幸之助がひいきにしていた大阪の鍼灸師・御井敬三が、明日香村の遺跡の保存を訴え、松下から佐藤栄作首相へと伝えられたことから、法制化へと進んだ。これとは別に三木睦子らによる保存運動もあった。

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