『DARK LAW ~Meaning of Death~』(ダークロウ ミーニング・オブ・デス)は、1997年にアスキーから発売されたスーパーファミコン(以下SFC)専用ソフトである。ジャンルはロールプレイングゲーム(以下RPG)。1991年にデータイーストから発売された『ダークロード』、1994年にアスキーから発売された『Wizap! -ウィザップ 〜暗黒の王-』に続く3部作の最後のゲームである。物語は光の神オルファスを信仰するレイフォール国を舞台とするダークファンタジーである。前作の『Wizap! ~暗黒の王~』同様、シナリオの解決をメインとするRPGで、プレイヤーはレイフォール国のシャノア・タウンの市民となり、王国に起きる様々な怪事件や問題を解明していくかたわら、謎の地下ダンジョン・封印の洞窟の探索を進めていくことになる。本作では前作のシステムを継承しつつ、より簡略化されたものになっていて、難易度は低下している。変更点としては、前作では戦闘システムはリアルタイムモードとタクティカルモードの2種類があったが、本作ではタクティカルRPGの形をとっている。前作の仕事システムも労働がなくなり、転職のみとなっている。エンディングは、前作同様にマルチエンディングを採用、シナリオの解決によっていくつかの異なるエンディングが用意されている。ゲームの知名度は決して高くはなく、攻略本も発売されていないため、SFC時代の難易度の高いゲームとして前作『Wizap! ~暗黒の王~』とともに本作の名が挙がることがある。中古市場では、比較的高い価格設定がされる傾向にある。ゲームを開始すると、物語の中で行動できるキャラクターを最大4人まで作成でき(男女2人ずつ)、その中の1人を選ぶと物語の冒頭が始まる。作成した残りのキャラクターは、町の酒場でパーティに加えることができる。パーティの定員は3人までで、まれにシナリオで登場するキャラクターがパーティに加わって、最大4人編成をとることがあるが、基本的には最初に作成したキャラクターでパーティを編成することになる。ちなみにシナリオで加わったキャラクターは装備や隊列を変更することができない。このゲームでは、冒険は2つの種類がある。1つは謎の地下ダンジョン・封印の洞窟の探索である。この封印の洞窟は常時探索することができる。もう1つはシナリオイベントである。こちらはキャラクターのレベルに合わせて特定のシナリオが発生し、シナリオと関係がある町の人と会話をすると、仕事を依頼されるなどの形でシナリオを始めることができる。シナリオを始めるには Exit から町の門のところにやって来て ?? を選ぶとシナリオに移行する。シナリオを攻略している間も町に帰って来ることができるが、シナリオの性格によっては町に帰ってこれないものがある。複数のシナリオのかけもちはできない。シナリオを解決して洞窟の封印を盗んだ者を倒した場合には、 封印の洞窟の入口に施された封印が回復していく。なお、休息の状況ではシナリオ解決のヒントを見ることができる。シナリオのクリアを諦めることもできる。休息はいつでもできる。HP・MPは回復しないが、経験値がたまっていると休息することでレベルアップする。ただしセーブポイントで休息するとHPのみ回復できる。しかし全快はしないので、ダメージによっては複数回休息する必要がある。一方、宿屋で休めばHP・MPは全快するが、宿屋での休息は経験値がたまっている場合でもレベルアップはしない。そこで、仮にレベルアップしたくない場合、休息の方法を使い分けることができる。この他に寺院に寄付をすることで回復することもできる。なお、封印の洞窟内でHPを回復させる手段としてスキル・レストアリュートがある。これはMPを用いずにパーティ全員のHPを回復できる。封印の洞窟内でしか使用できないが、セーブポイントでなくても用いることができる。しかしセーブポイントで休息する場合と同様に全快しないので、ダメージによっては複数回繰り返さなければならない。レベルアップするとステータスが上昇し、収入が入る。またレベルアップのほかに、寺院に寄付をすることでステータスをアップさせることもできる。そしてステータスが上昇し、一定の値に達すると新たに転職できる職業が追加されていく。各ステータスは一部に他のRPGと異なる部分があるので、それを以下に説明する。力強さ → 攻撃の命中率。素早さ → 戦闘時の行動力。生命力 → 休息時のHPの回復力など。職業は町のギルドで選択でき、転職は(一部のシナリオ時を除いて)常時できる。最もオーソドックスな職業に旅人、農民、商人、狩人、漁師、職人、詩人、防人、盗賊、道化師、僧侶、牧師、学者、魔術師、役人、兵士などがある。各職業によってレベルアップに上昇するステータスが異なる。また収入の金額も職業によって異なり、上位の職業になるほど給料は高額になる。多くの職業は基本給のみだが、商人、狩人、漁師は基本給に+αがある。その一方で盗賊には基本給がない。これらの職業は収入が一定しないかわりにレベルが上がると収入も上昇する。またレベルアップ時にその職業特有のスキルを覚えることがある。スキルはパーティの先頭の人物が持っていないと役に立たないものがあるが(代表例:アンロック)、パーティの誰かが持っていればよいものもあり(代表例:ジャンプ)、また各人が所持していなければならないものもある(代表例:スクロール。ほか物理攻撃のスキル)。なお上位の職業の出現には、ステータスが出現の条件となる値に達することに加えて必要なスキルの有無も条件に加わる。戦闘はタクティカルRPGの体裁をとっており、フィールド上を移動しながら敵を攻撃する。キャラクターの行動力はゲージで示され、そのゲージの分だけ移動ないし戦闘を行うことができる。また逃走(L+R)はゲージがMAXの状態でないとできない。弓および攻撃魔法のファイヤーボールなど一部の直線的な攻撃は敵から離れた位置からも攻撃できるが、敵までの直線上にパーティメンバーがいる場合は攻撃できない。この世界では魔法は過去の文化であり、未解明な点が多いが、魔石を最大5つ組み合わせることで新たな魔法を発見することができる。こうした魔法の探究は町の魔法ギルドで行うことができる。魔法の探究には少量のお金が必要だが、新魔法を発見した場合、発見者はその魔法を無料で覚えることができる。また新魔法は店頭に追加され、購入が可能となる。もっとも、一度発見した魔法や、最初から購入可能な魔法であっても魔法の探究はできるので、購入するよりも探究したほうが安く覚えることができる。ただし魔法の探究、購入にはスキル・スクロールが必要である。さらに魔法の組み合わせのヒントはゲーム中にはほとんどない。ちなみに、ゲームスタート時点で、未発見の魔石がある。魔石には大きく分けて3つの種類、元素の魔石(土、火、水、風)、状態の魔石(液化、気化、凝固、分解)、媒体の石(刃、鎧、羽、角、骨、肉)があり、これらを組み合わせることで新魔法の探究を行う。以下はその1例。なお、これらの魔石のほかに、カオスの魔石が2つあるが、こちらは単体のみの探究で新魔法を覚えることができる。未発見の魔石には以下のものがある。
出典:wikipedia
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