板垣 真誠（いたがき まこと、1958年1月19日 - ）は、日本のイラストレーター。東京都出身、愛知県在住。日本における数少ない歴史考証画を得意とする。日本の城、史跡などの復元画、合戦などの再現イラストがある。姫路城の赤丸時代から本田時代の復元イラストは評判である東京都国立市で生まれる。小学校時代から週間漫画雑誌の口絵イラストのファンで中西立太、高荷義之、小松崎茂、伊藤展安の大ファンであった。大学中退後数々の漫画家のアシスタントを経て、小学館版学習漫画日本の歴史人物シリーズの復元イラストを担当。画家の 中西立太に誘われ考証画家の第一人者 笹間良彦の勉強会（一騎会）に参加する。メンバーは画家の中西立太、画家の伊藤展安、考証画家であり迷路作家の香川元太郎、小説家の東郷隆など、そこで歴史復元画のおもしろさを知ることになる。歴史イラストでは色を塗った後になおしがでるのが必至、原稿をカミソリで薄く削り取ったり、ジェッソを塗ったりしていたが、修正が楽だという理由で、1980年代後半からマックにて制作するようになる。クアドラからのマック信者である。1989年からフリーになり、出版社、放送局、建築会社などでイラストを発表している。平泉復元画などはNHKの『プロジェクトX』や大河ドラマ『炎立つ』『歴史秘話ヒストリア』でも使用された。

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