歌川 重丸（うたがわ しげまる、生没年不詳）とは、江戸時代後期の浮世絵師。歌川広重または歌川国丸の門人。『浮世絵備考』は「歌川国丸の門弟、一説に広重の門人とするは非なり」と記しており、『原色浮世絵大百科事典』第2巻は広重の門人としている。姓名不詳。作品は極めて少ないが、嘉永（1848年 - 1854年）期に広重風の風景画を残す。江戸名所シリーズの「飛鳥山花盛」、「御茶之水水道橋」が知られている。落款の「丸」の署名のしかたが国丸のものと似ている。

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