


事業組合システムバンキング九州共同センター(じぎょうくみあいしすてむばんきんぐきゅうしゅうきょうどうせんたー、通称:SBK)は、熊本県熊本市中央区に本部を置き、九州地方の第二地方銀行協会加盟行を対象とした、基幹系システムの企画・開発・運用・保守などを行う事業協同組合。共同オンラインシステム稼働以来、日本電信電話公社およびその後身であるNTTデータが運用を受託している。1975年、事業組合相銀九州共同オンラインセンター(SBK)として、九州に本店を置く相銀などの出資によって設立された。1977年10月には共同オンラインシステムが稼動。さらに1984年11月、第2次オンラインシステムへ移行。続いて1995年5月には、北海道銀行が開発にあたったパッケージソフトに約100億円を投じ改良を加え開発した第3次オンラインシステムが稼働。これを機に効率的な銀行運営を続けていきたいとの方針から長崎銀行が新たにSBKに加盟した。その一方で、1990年には九州銀行がSBKの組合形態による運営方法に不満を持ち離脱している。2001年8月21日には、共同化の範囲を自動振替などの一部勘定系システムや、顧客の取引記録など情報系システムまで拡大することで合意。2003年から実施した。さらに2014年には融資や渉外などの業務支援システムの共同運用を開始したほか、書類や販促パンフレットの仕様統一も検討していくとしていた。2009年1月、熊本ファミリー銀行がふくおかFG入りし、福岡銀行と広島銀行が共同利用する基幹システム(勘定系システム)に移行するため、SBKから離脱した。OBを含めると約30名程の人員を派遣しSBKの中核となっていた熊本ファミリー銀が離脱したことから、新たな金融再編の引き金になるとの見方も取りざたされた。2019年1月に、全銀協が2018年度中に稼働を予定する他行向けの振り込み365日・24時間可能にするシステムに対応するために、NTTデータが提供する勘定系システムであるBeSTAcloud(メインフレームは、日立製作所)に移行すると発表した。なおBeSTAcloudに移行後もSBKによる情報系システムは稼働をつづけるとしている。また2019年5月には沖縄海邦銀行も新たにSBKに加盟した上、同時に勘定系システムをBeSTAcloudへ移行すると発表した。
出典:wikipedia
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