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百草

百草(ひゃくそう)は、ミカン科の落葉高木「キハダ」の内皮「黄檗」から抽出されるオウバクエキスを主成分とした胃腸薬である。第2類医薬品。主に長野県西部で製造されている黒色板状の胃腸薬・苦味健胃薬で、現在の医薬品のリスク区分では第2類医薬品に分類される。200年以上前から製造されているという、キハダ樹皮から抽出されたオウバクエキスのみを配合した黒色板状の苦味健胃薬(胃腸薬)。この百草をより飲みやすくするために丸状にしたものが百草丸である。また百草(板)はオウバクエキスのみで出来ているが、百草丸にはほかの生薬も配合処方されている。日野製薬の御嶽山百草、長野県製薬の御嶽百草では、以下の症状に効果があるとしている。長野県製薬の御嶽百草には、成人の1日の服用量中にオウバクの乾燥エキス 1.8 g (止瀉作用) (原生薬換算量 9 g )が含まれている。百草の主成分はミカン科の落葉高木「キハダ」の内皮オウバク「黄檗」である。このオウバクを煮詰めて作るオウバクエキス薬は、木曽地方では「百草」と呼ばれ、島崎藤村の童話「ふるさと」にも記載がある。このように、胃腸薬として広く民間に普及していた。オウバクエキス、オウバクを主成分とした胃腸薬は全国各地で古くから製造されており、百草もその一つ。現在では、これらの古くから作られている医薬品を、伝統薬とも分類している。オウバクを主成分とする製品として、次のようなものがある。

出典:wikipedia

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