


『ステキな金縛り』(ステキなかなしばり、"Once in a Blue Moon")は、2011年10月29日に全国で公開された日本映画。三谷幸喜監督による、落武者幽霊と三流弁護士による法廷サスペンスコメディ・エンタテインメント・ムービー。主演は深津絵里、西田敏行。2011年10月19日にはニューヨークのアカデミーシアターでプレミア上映されている。キャッチコピーは「証人はただ一人、落ち武者の幽霊。」。妻殺しの容疑で逮捕された矢部 五郎の弁護を担当する宝生エミは、将来性ゼロの三流弁護士。勝てる見込みのない裁判に矢部は「旅館で金縛りにあった」とアリバイを証言し無罪を主張する。矢部が泊まった旅館に赴いたエミは、矢部に金縛りをかけたという落ち武者・更科六兵衛を法廷につれて、矢部の無罪を証言してもらうことに。しかし、対する検事・小佐野徹はオカルトを真っ向から否定して、六兵衛の証言は法的に無効であると主張する。全国427スクリーンで公開され、2011年10月29、30日の初日2日間で興収5億334万2,450円、動員39万102人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位となった。監督自身も積極的にメディアPRを行っていたこともあり大人の観客を中心に支持を集め、ぴあ初日満足度ランキングでも第2位と高評価されている。続く公開第2週も興収4億1,372万4,750円、動員31万3,215人、公開第3週には16日間の累計興収が22億5,008万2,400円、累計動員が181万7,380人となり、公開第4週には23日間の累計興収が27億6,479万3,200円、累計動員が223万9,144人となり、4週連続第1位を記録している。2012年5月25日発売。Blu-rayとDVDでリリース。発売元はアミューズソフトエンタテインメント、販売元は東宝。三谷監督最新作『ギャラクシー街道』の公開を記念して、同作公開当日の2015年10月24日の『土曜プレミアム』(フジテレビ系列)で放送された(放送枠は21:00 - 23:45。解説放送 / 文字多重放送 / データ放送)。なお翌10月31日には同じ『土曜プレミアム』で、『THE 有頂天ホテル』も放送された。。テレビ朝日系列の北海道テレビ放送(HTB)が制作しているローカル番組『おにぎりあたためますか』(2011年10月18日放送)において、愛知県名古屋市での番組ロケ終了後に行った飲み会で三谷監督と合流。番組出演者であった大泉洋がこの作品への出演を口頭のみで依頼(所謂「口約束」)され、それを了承。翌日半信半疑で映画ロケ地に赴いたところ、一瞬だけの登場ながら大泉洋が弁護士役で出演を果たした。しかし、一切の根回しや許可がない撮影であり、映画がフジテレビ関連でありながら番組はテレビ朝日系列であったこともあり、ロケ後に「業界のタブーを犯した事件」として大問題化、各方面でお叱りを受け、一時は放送自体がお蔵入りする可能性もあったという。その後、2011年11月8日の特別編の放送で、映画に出演した大泉が「こんなにも人は怒られるのか?ってくらい怒られた」と述べている。『三谷の部屋 〜ステキな金縛りのステキな仲間たち〜』(みたにのへや ステキなかなしばりのステキななかまたち)は、フジテレビ系列で2011年10月22日に放送された特別番組。三谷の部屋と設定されたセットに出演者を招いた、映画に対する座談会。『ステキな隠し撮り 〜完全無欠のコンシェルジュ〜』(ステキなかくしどり かんぜんむけつのコンシェルジュ)は、フジテレビ系列で2011年11月5日に放送された、土曜プレミアム枠放送の『三谷幸喜生誕50周年&映画ステキな金縛り公開記念』と題したスペシャルドラマ。三谷幸喜自身が脚本・演出を手がけ、映画出演者を再びキャスティングした、スピンオフながら全く新しいストーリー。『THE 有頂天ホテル』同様、ホテルを舞台としたドラマとなっている。視聴率9.1%テレビドラマでは『隠し撮り方式』(ステカク)と呼んでいる、スイートルーム内の13箇所に隠しカメラを設置し盗撮の様に撮影する手法をとっており、各エピソード中は役者にスタッフやカメラを意識させることなく最後までノンストップで撮影されている。
出典:wikipedia
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