


金井町(かないちょう)は横浜市栄区の町名。住居表示未実施。2012年11月30日現在181世帯、人口は452人。郵便番号は244-0845。栄区の西部、柏尾川右岸に位置し、北は戸塚区戸塚町、東は柏尾川を挟み栄区飯島町、南は栄区田谷町、西は戸塚区小雀町・原宿に接する。南東部に光ケーブルなどの製造を行う住友電気工業横浜製作所、その北側にはテニスコートや軟式野球場を備える金井公園、西側には県立金井高校がある。柏尾川沿いの金井遊水池はバードウォッチングスポットとなっており、カルガモやハクセキレイ、カワセミ、イソシギなどが観察できる。かつては鎌倉郡金井村であったが、1889年(明治22年)、町村制施行の際に田谷・長尾台・小雀の各村と合併、長尾村となる。1915年(大正4年)に長尾村のうち旧小雀村を除く部分が豊田村と合併。1939年(昭和14年)4月1日に横浜市戸塚区に編入され、戸塚区金井町が新設された。1950年には住友電気工業が進出。1986年に、分区により栄区金井町となり現在に至る。森鴎外の小説『佐橋甚五郎』の題材はこの地の領主の一族である。町内に鉄道駅や国道・県道はなく、戸塚駅と大船駅とを結ぶ神奈川中央交通の路線バスが走る。
出典:wikipedia
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