


冨士大石寺顕正会(ふじたいせきじけんしょうかい)は、埼玉県さいたま市大宮区寿能町(届け出上は東京都板橋区常盤台)に本部を置く仏教系新興宗教団体である。大石寺の正本堂建立時に発生した国立戒壇の教義解釈の違いが原因で日蓮正宗から破門された妙信講の後身。宗教法人法に基づく届出名は宗教法人顕正会。現在の代表役員は浅井昭衛。旬刊の機関紙『顕正新聞』を発行。2016年4月末現在の公称会員数は1,800,823人。なお、蓮田病院を運営する医療法人顕正会(けんせいかい)、及び静岡県で複数の歯科医院を運営する医療法人社団顕正会(けんせいかい)は別団体であり、蓮田病院は公式ホームページで当教団と無関係であることを明記している(医療法人社団顕正会と別団体であることは明記していない)。第二次世界大戦下の1942年(昭和17年)、日蓮正宗妙光寺(東京都品川区)の総代だった浅井甚兵衛が初代講頭となり、妙光寺所属の法華講の一講中として結成した東京妙信講が前身。戦後の東京妙信講の存在を証明するものは何もないが、浅井親子らは妙光寺から豊島教会(現・妙国寺。板橋区)へと所属変えを行い、その後に法道会(現・法道院。東京都豊島区池袋)へと所属を変えたが、法道会法華講と合併するため、発展的に解散。その後、法道会から離脱し、独立を企てて妙信講を組織するが、やがて創価学会が中心となって寄進・建立した正本堂の教義上の位置づけをめぐり日蓮正宗・創価学会と激しく対立するようになる。創価学会が未就学の段階から始まる未来部組織を確立しているのと違い、顕正会は原則として高校生から入会(入信)を受け付けている。ただし、中学生の参加を認めた行事も過去に行われている(前述)。現在の入信手続きは、「入信報告書」と呼ばれる書類に、紹介者と入信者の氏名・住所・電話番号を記入するという方法である。押印は不要で、入会者の情報記入は、紹介者による代筆も可能である。この際、入会者を同伴している必要がある。また、契約行為が含まれていないため、未成年者も親権者の同意なしに入信が可能となっている。入会手続きが終わると、約30分の「入信勤行」が行われ、入信手続き完了となる。顕正会は退会手続きを定めていない。しかし、日本国憲法第20条において信教の自由が規定されており、また、入会手続きに契約行為は含まれていないため、退会の意思を教団に伝えれば良い。但し、単に退会の意志を伝えるだけではその証拠が残らないため、内容証明郵便や、通話内容を録音しての電話による退会意思表示が望ましい。なお、顕正会では昭衛への忠誠心が低下したなどという理由で除名処分の対象となった場合、支部や隊の幹部が口頭ないし電話で本人に決定を伝えるだけで効力が発生する。このため除名者に対しても退会者と同様の再折伏が行われることもある。その場合、過去に末端レベルで除名の決定を受けていたことが後日発覚すれば中央本部レベルの除名に切り替わる。公式HPには45ヶ国に組織があると記載されている。
出典:wikipedia
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