


直木町(なおきちょう Naoki-Chō)は、鹿児島県鹿児島市の町名。旧日置郡伊集院郷直木村、日置郡上伊集院村大字直木、日置郡松元町大字直木。郵便番号は899-2705。人口は912人、世帯数は385世帯(2010年2月末現在)。鹿児島市の西部、下谷口川支流上谷口川及び永吉川支流永田川、二俣川の上流域に位置しており、標高約170mの台地に集落が点在している。町域の北方には日置市伊集院町下谷口、南方には四元町、平田町、西方には入佐町、日置市吹上町永吉、東方には上谷口町がそれぞれ接している。古くよりこの付近には集落があったと考えられ東昌寺や立元などから縄文初期の土器が出土し、山方などから弥生式土器等が出土している。北部には鹿児島市立東昌小学校が所在している。直木という地名は室町期より見え、応永25年の伊集院道応寄進状が初見であると考えられている。江戸期には薩摩国日置郡伊集院郷(外城)のうちであり、村高は「郡村高辻帳」及び「天保郷帳」では862石余、「旧高旧領」では875石余であった。村内は上直木、中直木、下直木、平谷、四元などの字に分かれていた。1889年(明治22年)に町村制が施行されたのに伴い、直木村は上谷口村、春山村、石谷村、入佐村と共に上伊集院村となり、上伊集院村の大字「直木」(1960年(昭和35年)に町制施行し松元町となった際も同様)となった。2001年(平成13年)に上谷口字茂谷の区域を直木字馬渡に編入し、入佐字滝ノ元を直木字永尾に編入した。その後鹿児島市編入以前に鹿児島地区合併協議会で「当該廃止された字の区域に相当する区域より新たに町の区域を設定し、その名称については各町の意向を尊重し合併時までに調整するものとする」とされ、2004年(平成16年)2月2日に直木の一部より分割され平田及び四元(一部に上谷口の区域を含む)が設置された。2004年(平成16年)11月1日には松元町が鹿児島市に編入し、大字直木は鹿児島市の町名「直木町」となった。市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる。
出典:wikipedia
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