全国高等学校総合文化祭(ぜんこくこうとうがっこうそうごうぶんかさい)は、全国から各都道府県を代表する高校生が集結し、美術作品の展示や演劇・音楽の舞台発表などの芸術・文化を披露する、日本の高等学校の文化の祭典。文化庁、全国高等学校文化連盟、開催地となる都道府県と市町村及びその教育委員会が主催する。全国高等学校総合体育大会(通称:インターハイ)に対比して、「文化部のインターハイ」とも呼ばれる。「全国高総文祭」(ぜんこくこうそうぶんさい)と略記されるほか、「全高総文」(ぜんこうそうぶん)もしくは「総文祭」(そうぶんさい)とも略される。規定部門・協賛部門の発表、展示会等のほかに、以下のイベントが開催される。第12回熊本大会から大会歌として作詞:向川栄美(当時・愛知県立岡崎高等学校)作曲:乗松美紀(同・愛媛県立松山北高等学校)の『全国高文連の歌』が総合開会式で歌われ、併せて全国高文連旗の引継ぎ、前後開催都道府県の演技・演奏や国際交流が行われたりする。近年では秋篠宮が出席されている。全国の高校のマーチングバンド、バトントワリングなどにより、開催地でのパレードが行われる。1989年から「演劇」「日本音楽」「郷土芸能」の各部門において優秀校とされた学校には、東京・国立劇場において後日上演する権利が与えられる。主催者の全国高等学校文化連盟の事業である国際交流が、総合文化祭の際に行われている。全国高等学校文化連盟に専門部が置かれている19部門前述の規定部門の他、協賛部門が設けられる。開催県独自の部門が協賛部門となるので、設けられる部門は大会ごとに違う。※内定が発表された開催予定地を含む。2010年の第34回宮崎大会は口蹄疫発生の余波がある最中で開催されたものの、北海道十勝地方、静岡県、鹿児島県の一部の高校、10校・129人が不参加となった。県は大会による経済効果を約12億1000万円と算出している。2011年の第35回福島大会では東日本大震災の影響により、パレードおよび吹奏楽部門、マーチングバンド・バトントワリング部門、JRC・ボランティア(協賛部門)は中止、書道部門、放送部門は作品審査のみとなり、演劇部門は香川県、郷土芸能部門は岩手県で開催され、その他の部門でも会場・日程変更がなされた。
出典:wikipedia
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