沼久保駅(ぬまくぼえき)は、静岡県富士宮市沼久保にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅である。天候が良いと、ホームからは富士山がよく見える。単式ホーム1面1線を有する地上駅。線路はほぼ南北に走りホームはその西側に設けられている。富士宮駅管理の無人駅で、駅舎はなくホームの上に木造の待合所があるのみ。ホームの芝川方の端は階段を通って外に出る。ホームを出ると道が二股に分かれ、右の道は舗装もされていない山道であるが、左へ行くと沼久保踏切で線路を渡って県道に出ることができる。「静岡県統計年鑑」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。身延線の静岡県内にある駅では最も少ない。県道と身延線の線路は集落よりも高い位置を走っており、沼久保駅は高い築堤の上に設けられている。築堤の斜面や駅前にはJR東海の職員によって椿の木が植えられ、「沼久保椿寿園」と名づけられている。集落へは県道に出る直前で左側に分かれる小さな道を下り、トンネルで県道をくぐると出ることができる。県道沿いにはほとんど人家がないが隠れた位置に集落がある。駅の南東1キロほどのところでは富士川には蓬莱橋がかかっている。対岸は富士市(旧・富士川町)であり、人家が多い。当駅からは富士山がよく見える。高浜虚子が当駅に降りたとき、美しい富士山を見て「とある停車場富士の裾野で竹の秋/ぬま久保で降りる子連れ花の姥」という歌を詠んだという。駅前には高浜虚子のほか、堤俳一佳の歌碑が建てられている。県道沿いに宮バスの沼久保(ぬまくぼ)バス停がある。宮バスの運行事業者は富士急静岡バスである。
出典:wikipedia
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