沿岸バス(えんがんバス)は北海道苫前郡羽幌町に本社を置くバス会社。北海道北部の日本海オロロンラインで、路線バスや札幌・旭川を結ぶ都市間バスを運行する。貸切バスや旅行業も手掛けている。2010年5月1日現在※主要停留所のみ記載。また石狩市内が両方向利用可能な他はクローズドドアとなっている。詳細は公式ページ参照。長距離用の車輌が主に使用されている。以前はスーパーハイデッカーが主流だったが、現在はハイデッカーが主流となっている。全車にテレビ・ラジオ・トイレ・ひざかけ毛布を装備、一部車輌にBS放送やフットレストを備える。自動車電話は携帯電話の普及により廃止となっている。1987年3月30日新設。幌延町より天塩町・初山別村・羽幌町・苫前町・小平町・留萌市・北竜町・秩父別町・深川市を経て旭川市まで3市8町村を結ぶ、北海道有数の長大路線バス。日本国有鉄道(国鉄)羽幌線廃止に伴う代替バスの一部であり、一時は豊富旭川線(豊富駅 - 旭川駅前)も運行されたが、冬期の遅れを考慮して幌延で系統を分割している。2015年10月1日改正現在(区間便含む)2010年3月1日現在。貸切バス事業は旭川運輸支局・札幌運輸支局管内での発着が認められている。同社はインターネットユーザーを意識した企画も意欲的に取り組んでいる。2ちゃんねる上の書き込みから生まれたバスツアー。2005年春に2ちゃんねるの同社スレッドに日本海オロロンライン縦断ツアーの要望が寄せられ、同社の企画担当者を動かすに至った。担当者は「札幌発着で1泊2日2万2000円」という大枠だけを設定し、行程は2ちゃんねる内で提案を募った。ユーザー(2ちゃんねらー)からは旧国鉄羽幌線の廃線跡やサロベツ原野、羽幌炭鉱の廃墟、路線バス乗車体験や営業所見学が寄せられ、最終的には「1泊2日ではもったいないぐらい高密度な旅程」に仕上がった。以降も続編を実施しており、未成線の名羽線や秘境駅で知られる小幌駅、北海道電力泊原子力発電所に立ち寄るなど、一般的なバスツアーとは趣が異なる。2008年9月をもって、「2ちゃんねるツアー」としては幕を閉じたが、「2ちゃんねるツアー」ではない「特殊ツアー」(後述)は引き続き行われている。※2005年 - 2008年の詳細は、沿岸バス公式サイトのアーカイブを参照。このバスツアーは、徐々にマスメディアを介して世間一般に知られるようになっており、2007年6月16日読売新聞北海道版朝刊に「2ちゃんねる利用者と企画・沿岸バスでオフ会ツアー」が、2008年2月5日北海道新聞夕刊に全国初の赤字路線バスを利用したバスツアーが紹介された。2ちゃんねるツアーとは別に、産業遺産や炭鉱跡を巡るバスツアーや、同じ2ちゃんねるで話題になった銚子電気鉄道と提携して、2008年7月20日に東京発着の日帰りバスツアーを実施しており、これらを総じて「特殊ツアー」と呼ぶ。銚子のツアーの際には、貸切バスの愛称としてトラベルプランニングオフィスのツアーバスのパロディで「快走アイリスライナー」と命名された。後にこの銚子ツアーの内容は、同年8月9日のテレビ北海道の「けいざいナビ」で取り上げられている。例年、4月1日のエイプリルフールにジョーク記事を配信することで知られている。2006年にはナンバープレートを「け・2323」(「毛・ふさふさ」)、行先方向幕は「増毛(ましけ)」にしたチョロQを製作している。パッケージ内側には「大ちゃん」と「クマー」のアスキーアートが仕込まれて話題となった。なお、使用については当時の2ちゃんねる管理人ひろゆきの許諾を受けている。2007年1月に朝日新聞や日刊スポーツで相次いでこの増毛チョロQが取り上げられた。この反応に対して公式サイトでは「(増毛効果について)実際には科学的な根拠は実証されておりません。頭髪の問題に関しては専門の医療機関に相談か、増毛神社・豊富神社への願掛けをお勧めします」と表記された。増毛チョロQの販売は現在は終了しているが、現在もインターネットオークションで高値が付いている。高速バス特急はぼろ号の車内放送のBGMにVOCALOIDシリーズで制作された曲が使用されている。2009年7月1日より8月31日まで羽幌町内循環バスほっと号に全国初のVOCALOIDバス「トエトのレトロなメロディバス」を運行した。外部のスピーカーより巡音ルカの歌う「トエト」が流れる。また、車内には一般から公募したイラストを掲示していた。羽幌町出身の椎名軽穂の漫画「君に届け」の作中に出てきた神社やビーチなどの各スポットをバスのアクセスを含め公式サイト上で紹介している。
出典:wikipedia
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