薬師池(やくしいけ)は、東京都町田市野津田町にある池(ため池)。薬師池公園の中央部より東側に位置し、昔は福王寺溜池(ふくおうじためいけ)とも呼ばれていた。面積は7,650平方メートル、貯水量は10,430立方メートル、水深は0.9~1.8m。薬師池のある場所は谷戸になっていて、東側、南側、西側は丘陵地の急な斜面で、北側は鶴見川に向けて緩やかな下りである。南側と西側の丘陵地は、薬師池公園の西にある七国山に尾根で繋がっている。昔は、薬師池の周りは水田と畑があり、主に南側と東側では丘陵地の山林が池の近くまでせまり、池から北に向けて鶴見川に流れていた農業用水路の周りには水田が広がっていた。現在の薬師池の周りは、薬師池公園である。水田は主に公園内のショウブ田、ハス田、フジ棚などになり、畑は主に公園内のウメ林、ツバキ園、アジサイ園などになっている。用水路のほとんどは暗渠(あんきょ)に置き換えられ、主にハス田の東側と公園の北駐車場の東側で一部が開渠(かいきょ)となり地上に出ている。山林はおおむね公園内に残っていて、クヌギ、コナラなどの元々の樹木も残っているが、花や紅葉の観賞用に新たに植林された樹木も多い。2015年11月3日の掻い掘り実施で、池内の生息生物が一時的に捕獲され、その際に在来種・外来種の調査が行われた。この内、外来種については一部を除いて駆除された。以下の生息数は、2015年11月3日時点のもの。薬師池の水源は周りの丘陵地の地下水である。薬師池公園には水車を回すための水流がハス田と公園内の通り下の水路を通して、また南側の斜面近くにある滝のある小さな池からの水流が公園内の通り下の水路を通して、池に注いでいる。薬師池の南東の丘陵地の上には東京都水道局の野津田浄水所があり、付近の丘陵地の地下水を利用している。
出典:wikipedia
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