特定記録(とくていきろく)は郵便物等の特殊取扱の一種。主な特徴としては、追跡番号が付いていて、宛先の郵便受けに配達するサービスである。特殊取扱料金は160円。(手渡しコストが無いので、最低310円からの書留よりも安い。)追跡番号付きの郵便物としては100g以下ならば特定記録が最も安いサービスである。(例えば定形25g以下の特定記録は242円。100gを超える場合は一律360円のレターパックライトのほうが安いが厚さ3cm制限などがある。また、重さに関わらず一律164円のクリックポストもあるが信書は送れない。)郵便物およびゆうメールに、特定記録を付けることができる。2009年3月から取り扱いが開始された。郵便物の引受においては書面で記録される(つまり差し出した証拠となる紙が発行され、郵便局にも控えが残る)という点は書留と同じである。しかし、配達においては書面での記録はなく、配達完了日時を配達員が端末に入力するだけである。つまり、郵便受けに配達なので配達した証拠となる受領証は無い点が、書留とは異なる。郵便追跡サービスも利用できるが、2011年3月までは配達出発前に配達支店内で「配達完了」の端末入力が行われていたため、「郵便追跡サービスに表示される配達完了時刻」と「実際の配達時刻」は時間差があった。例えば、追跡サービスでは9時に配達完了と表示されているのに、実際の配達時刻はその日の夕方ということがあった。したがって、利用者は「配達日」を知ることはできるが正確な「配達時刻」を知ることはできなかった。しかし、2011年4月以降は順次配達先での配達完了入力に変更し、時間差は解消しつつある。なお、日曜・祝日の配達は行わない。併用できる特殊取扱は、速達、配達日指定、受取人払がある。追跡番号の1桁目は「5」または「6」。レターパックライトと類似しているサービスであるが、レターパックライトとは異なり(速達の特定記録としなければ)速達性は無く普通郵便と同等の送達スピードであるし、特定記録専用の封筒というものは無い。普通郵便と全く同じ方法で郵便物を作成した後、郵便局に持ち込み、「特定記録でお願いします」と言って料金を現金で支払うだけで差し出すことができる。郵便ポストへの差出は一切できない。集荷は(郵便物を毎日大量に出す企業でなければ)行わない。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。