市場内時間外取引(しじょうないじかんがいとりひき)とは、証券取引所(金融商品取引所)内でオークション(競争)方式による売買を行う立会取引時間を避けた相対取引のことをいう。立会時間内での取引では、株価に直接、多大な影響を及ぼすこと等が想定される場合等に利用される。立会取引時間前に行われるものをPre-Market trading、立会取引時間後に行われるものをafter hours tradingと呼ぶ。以下、東京証券取引所のToSTNeTを主として取り上げる。ToSTNeT(Tokyo Stock Exchange Trading NeTwork System、とすとねっと)とは、立会時間外取引として東京証券取引所が提供する取引制度(市場)のこと。東京証券取引所の立会市場に上場する以下の金融商品が、ToSTNeT市場にも上場することとされている。J-NET(じぇいねっと)とは、立会時間外取引として大阪証券取引所が提供する取引制度(市場)のこと。1998年12月の証券取引法(当時)改正により、証券取引所は複数の有価証券市場を開設できるようになったことから、1999年1月25日に日本で初めて二つ目の市場を開設した。今でこそToSTNeTも市場となっているが、J-NET市場開設当時は、ToSTNeTはあくまで取引の種類でしかなかったことから、大阪証券取引所の進取性を表した事例といえる。N-NET(えぬねっと)とは、立会時間外取引として名古屋証券取引所が提供する取引制度(市場)のこと。基本的な制度設計はToSTNeTに準じている。立会外取引市場(たちあいがいとりひきしじょう)とは、立会時間外取引としてJASDAQが提供する取引制度(市場)のこと。福岡証券取引所および札幌証券取引所においても、立会外取引が可能となっているものの、市場化されてはいない。
出典:wikipedia
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