『マッピーランド』は、1986年11月26日にナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)より発売されたファミリーコンピュータ用ソフト。「ナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ」第20弾。同社より発売された『マッピー』の続編にあたる。サイドビューの横スクロールアクションゲーム。8面×4ストーリーの合計32面からなる。主人公マッピーを操り、敵の攻撃をかわしながらターゲットをすべて取り、右端の出口に向かうことが目的となる。前作との決定的な違いはターゲットを全て回収した瞬間に即クリアとなっていたが、本作では先述通り右端の出口に到達しなければクリアしたことにならない。トランポリンでフロア間を行き来するなどの基本システムは前作『マッピー』を踏襲しているが、本作では主な舞台が建物内ではなく屋外に変更されており、4つのストーリー(ワールド)を設け、各ストーリーを8面で構成する様式になった。各面ごとにグラフィック・BGMが異なる。敵を攻撃する方法としては、前作のパワードアに代わり、「反撃用アイテム」と呼ばれる仕掛けが設置されている。この反撃用アイテムは各面でそれぞれ異なっている。各ストーリーによってターゲットの種類・エンディングも異なる。ストーリーが進んでも各面のグラフィックは基本的に変わらないが、フロアの形や反撃用アイテム、ターゲットの位置などが変化し、難易度が徐々に高くなる。敵のスピードも次第に速くなる。ストーリーは4種類あり、から構成されている。また前作では敵に挟まれた場合は対処が全く不可能であったが、本作ではマッピーがジャンプできるようになり、挟み撃ちを回避できるようになった。ただし、ごく低い高さのジャンプしかできないため、敵と接触する寸前のタイミングで飛ぶ必要がある。後半以降のワールドでは敵の動きが速いためこれを逆手にジャンプ回避がし易くなっているほか、敵はトランポリンかハシゴが無ければ進行方向を途中で転換することは絶対無い。このほか「足止め用アイテム」と呼ばれるアイテムを使い、敵の動きを一時的に止めることで挟み撃ちを回避することもできる(動きを止められている敵に触れてもミスにはならない)。ターゲットを取ったり、反撃用アイテムを使ったりする際にもジャンプを用いる。各ストーリーとも、「レイルロードタウン」「ウェスタンワールド」「トロピカルワールド」「ジャングルワールド」「パイレーツワールド」「ゴーストタウン」「セブンスアベニュー」「ミルキータウン」の8面。ターゲットは1面につき6個ある。本作では各ストーリーごとにターゲットが統一されており、ストーリー1ではマピ子の誕生日プレゼントのチーズ、ストーリー2ではマピ子との結婚式のための指輪、ストーリー3ではクリスマスのためのクリスマスツリー、ストーリー4では息子にプレゼントする野球ボールである。基本的にはターゲットをすべて取るとその面の出口が開き、脱出してクリアすることができるが、面によってはターゲットをすべて取った後ステージ中の特定の場所から裏面に入り、特別なアイテムを取らないとゴールできない面もある。一部には裏面(屋内)から始まり、特別なアイテムを取ってから表面に進む面や、裏面の特定の場所にたどり着くとゴールになる面も存在する。ターゲットを獲得したときなどにアイテムが現れることがある。足止め用アイテムで敵を多数引き付けてから一網打尽に反撃用アイテムで倒すと高得点が手に入る。最大ストック数は15個までで取得順が新しいものから使用され(取得順に左→右にストック、消費順は右→左へ消費)、2つ以上の同時使用は不可能(2つ以上使うと先に使用した方はその場で無効化されてしまう)。前作でいうパワードアやベル、落とし穴に相当する反撃用アイテムは各ステージによって種類が異なる。以下の場合はミスとなり残機が1つ減る。残機がゼロになるとゲームオーバー。各ワールドに2ステージずつボーナスステージが用意されており、特定ステージの特定トランポリンで3回昇降することでそこにいくことが可能となっている。そこには足止め用アイテムのほか、1UPアイテムである「マッピーJr.」が配置されている。ただしそこに到達するには以下の条件を満たす必要がある。各ステージごとに6つあるターゲットのうち、特定のものを最初に取ると(最初のものを含めて)「×5」と表示されて、その面では残りのターゲットを取るごとに通常の5倍の点数がもらえるようになる。タイトル画面中に特定の隠しコマンドを入力すると4つのストーリーの始めからセレクトが可能になる。
出典:wikipedia
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