2011年のSUPER GTは、2011年4月30日・5月1日に富士スピードウェイで開幕し、10月15日・16日にツインリンクもてぎで閉幕する全8戦と、11月12日・13日に富士スピードウェイで行われたオールスター戦のシリーズである。エントラント等 関係者の負担軽減を理由に、2010年のカレンダーより外されたオートポリスでのレースが復活する代わりに、鈴鹿サーキットでのレースが1戦無くなり全8戦が維持される。従来はQ3で使用したタイヤを決勝レースのスタート時に装着しなくてはならなかったが、今年からはQ2およびQ3を同一のタイヤを使用しなくてはならず、さらにそれを決勝レースのスタート時に装着しなくてはならなかった。これにより、Q2以降は予選で有利なポジションを得るために、過度に寿命の短いタイヤを使用することが出来なくなった。マシンに関するレギュレーションはGT500、300共に昨年度からの大きな変更点は無かったので、マシンに大規模な改良を施したチームは少ない。3月11日に三陸沖を震源とする東日本大震災の影響で、東北から関東地方が大きな被害を受けたことから、3月19・20日に行われる予定であった公式テストを中止し、さらに4月2・3日に開催予定だった開幕戦(岡山)は5月21・22日に延期され、4月30日・5月1日に開催される第2戦(富士)が実質的な開幕戦となった。合わせて、日程が変更されなかったほかのレースのうち最終戦(もてぎ)以外は、決勝レースの距離が短縮された。なお、本年のレースは「がんばろう! 日本」を応援メッセージとして掲げた「東日本大震災復興支援大会」として開催され、入場料やチャリティーイベントなどの収益の一部を義援金として寄付するなどの活動が行われていた。スポーツランドSUGOやツインリンクもてぎにおいては、コースや各種施設などが被災したものの、当初の日程までに復旧する見通しがついたため、日程の見直しは行われなかった。またこれとは別に毎年3月に行われていたレースクイーン・オブ・ザ・イヤーの発表会が、第4戦(SUGO)直前の7月27日に延期となった(受賞者は当時EPSON NAKAJIMA RACINGのレースクイーンだった丸山えり)。スーパー耐久への参戦実績のあるTEAM ART TASTEが、ポルシェ・911 GT3Rで新たにGT300クラスにエントリーし、自社メンテナンス体制の構築など 準備を行っていたが、諸般の事情を考慮しフル参戦を取りやめ、第5戦からの参戦となった。タイヤ=:ブリヂストン、:ヨコハマ、:ダンロップ、:ミシュラン、:ハンコック
出典:wikipedia
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