『プリンセスメーカー4』は、ガイナックス制作のコンピューターゲーム。ファンタジー世界で娘を育てる育成シミュレーションゲーム『プリンセスメーカー』シリーズ第4弾。2001年のクイズゲーム『プリンセスメーカーQ』は本作品のプロローグとして構想されたものであり、作中では現代世界が舞台となることが示唆されていた。しかし紆余曲折あって企画は進まず、まったく新しい形で再出発することが決まった。天広直人がキャラクターデザインを担当することが公表された際は大きな反響があり、公式サイトのアクセス数が何倍にもなった。天広は以前『シスター・プリンセス』を手がけていただけに、インターネット上では「ネタか?」と疑われたこともあった。従来作に比べてストーリー性が濃くなっており、娘の主張も表面化して、より人間味を感じられるようになった。人間と悪魔の間に生まれた子供という設定がまずあって、娘が自分の中の相反する要素に対して覚える葛藤と、人間界と魔界の争いという社会情勢の変化がリンクしていくようになっている。『プリンセスメーカー2』を意識しており、同作に登場した執事のキューブが再出演しているほか、スケジュール管理のシステムも踏襲している。しかし『2』にあったロールプレイングゲームの要素は廃されており、代わりに新システム「おでかけ」が導入されている。有用な資源である魔法石を求める人間は、鉱脈を探して魔族の領域である森にまで踏み込むようになった。それをきっかけに始まった両種族の戦争のために人間の王国は荒れ果て、滅亡の危機に瀕した。そのときイザベルという名の女性が単身で魔族の陣地に乗り込み、魔王と交渉した末に兵を引かせることに成功する。こうして王国は救われたが、イザベルが帰還することはなかった。イザベルの行方を追って捜索隊が組まれたが、10年にわたる旅の中で次々と隊員が倒れていき、最後にはただ1人の男が残った。森の中でついにイザベルと出会った男は、彼女から幼い少女を託される。イザベルを連れ帰ることは叶わなかったが、男は父として娘を立派に育てることを誓うのだった。まず、娘の名前・誕生日・血液型を設定する。ゲーム開始時の娘は10歳で、プレイヤーは彼女が成長していく8年間を見守ることになる。娘の能力はアルバイトや習い事によって成長していく。プレイヤーは1か月単位でスケジュールを入力する。毎年9月には「収穫祭」という国全体で祝う大きな祭りがあり、開催される各種大会で優勝すれば多額の賞金と知名度が得られる。イベントは主に「おでかけ」を選択すると発生する。行き先によって、さまざまなキャラクターと会話したり、アルバイト先が追加されたりする。まったくおでかけしなくてもゲームクリアは可能だが、娘の出生の秘密や魔族と人間の関係など、重大な情報を知るには必須となる。8年が経過すると、娘の能力やそれまでに取った行動によって将来が決まり、エンディングとなる。
出典:wikipedia
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