悪の組織・勢力(あくのそしき・せいりょく)では、漫画『ポケットモンスターSPECIAL』に登場する悪の組織・勢力を紹介する。第1章・第2章・第3章・第5章・第9章と、作中においても幅広く活動する悪の組織。第1章ではカントー全土で暗躍し、各地で奪ったポケモンにバイオ実験を施した上でトキワの森に放ち、いずれはカントー全てのポケモンを手中に収めようとしていた。組織名の「ROCKET」は、「Raid On the City, Knock out, Evil Tusks.」(「町々を襲いつくせ、撃ちのめせ、悪の牙達よ」)というサカキの言葉に由来する。第1章より登場し、カントーのジムリーダーであるマチス・キョウ・ナツメの3人がこの地位にいた。ただし幹部というよりは、三獣士と同じくサカキ直属の親衛隊的な存在であった。それぞれが中隊を率いている。ロケット団解散後はキョウはジョウト四天王となり、残る2名はジム業務をこなしている。第1章〜第3章に登場した、自称「ロケット団エリート」。全員漫画オリジナルキャラクター。三幹部率いるそれぞれの中隊で、したっぱ達の指揮を執る前線指揮官的な存在。また、三幹部がジムリーダーである為、それぞれの中隊長は、その幹部と同じタイプのポケモンを使う。首の白いスカーフがトレードマーク。初期はそれなりに強敵として描かれ、伝説のポケモンの捕獲を任される等の重役も務めている。第2章ではマチスの命令で行動していたり、第3章では「仮面の男」側についたりするなど、ロケット団自体に忠誠を誓っている様子。章が進むごとにやられ役になり、第5章にいたってはモブ程度の出番しかなくなっている。第5章ではサキの回想シーンでデオキシスの輸送を担当したが、輸送中にその内の1体である「個体・弐」を逃がしてしまう。第9章ではサカキの命令によりウバメの森でセレビィ及び祠の警備を任され、最終的にサカキが完治した際は「ようやく任務が成功した」と喜んだ。名前は第1章連載当時の学年誌編集部の担当編集者達から取られている。第5章に登場。漫画オリジナルキャラクター。復活したロケット団の機密部隊で、ジムリーダーとしても活動する三幹部に代わるサカキの新たな親衛隊。部下からは「大隊長」と呼ばれており、ジムリーダーや四天王メンバーに匹敵する実力者ばかりである。第9章に登場。ロケット団の中でも首領であるサカキに次いで権限を持った4人の最高幹部であり、いずれもその地位に見合う実力の持ち主。私利私欲の目的でチャクラが再興させかけていたロケット団の指揮権を奪いとり、アルセウスを入手してサカキを迎え入れるべく、行動を開始する。事件終結後は、ロケット団の再興を宣言したサカキや部下達と共に去っていった。第2章で登場する悪役。選ばれたトレーナーとポケモンのみの「理想郷」を作ることを目的とし、そのために、ポケモンに害をなす人類を滅ぼそうとしている。第3章に登場する悪役。瓦解したロケット団の残党をまとめ、暗躍した。第4章に登場する悪の組織。特定のアジトは持たず、頭領と三頭火と呼ばれる幹部以外はっきりとした階級も存在しない等、アクア団に比べて奔放な面が目立つが逆に実体が掴み難いと言う一面を持つ。マグマ団員の装束の頭についている角はライターになっていて、記憶の炎を発して情報を得たり、紙にあぶりだしにすることで絵に現すことができる。第13章では新生マグマ団が登場し、ヒガナの下で新生アクア団と協力体制を敷くきサファイアを迎え撃ったが、駆けつけたフロンティアブレーンたちに敗北、その後は方針変換によって迎撃部隊に協力することになった。第4章に登場する悪の組織。表向きは自然保護団体を装っている。マグマ団とは対照的に明確な縦割り構造組織になっており、総帥を筆頭に、SSS(Subleaders of Sea Schemeの頭文字。「海の組織の統率者たち」の意味。スリーエスと呼称)と呼ばれる幹部が存在する。自分たちの悪事が露見した場合、容赦なくその目撃者を抹殺しようとする。また、ミナモシティ沖に大規模なアジトを有する。メンバー全員が、階級に関係なく敬語で喋る。SSSの各メンバーの現在の安否は不明。第13章では新生アクア団が登場し、ヒガナの下で新生マグマ団と協力体制を敷きサファイアを迎え撃ったが、駆けつけたフロンティアブレーンたちに敗北、その後は方針転換して迎撃部隊に協力することになった。第7章・第8章に登場する悪の組織。表向きには「宇宙エネルギー開発事業団」という名前で知られている。“BOSS”のアカギと数人の幹部の他、男女問わずおかっぱ頭にコスチューム姿の下っ端団員・“SHITAPPA”で構成されている。団員同士は、常人には理解不能な言語でコミュニケーションをとる。トバリシティとハクタイシティにアジトを有する。第10章・第11章に登場する組織。表向きでは、ポケモンと人間の関係についての演説をしており、それによってポケモンを道具扱いしているのではないかと罪の意識にさいなまれる一部のトレーナーがポケモンを逃がしてしまうことが多い。人のポケモンを無理やり解放させようとしたり、ポケモンの保護を名目にポケモンを傷つけると言う矛盾な行動に出たり、更にはポケモンに犯罪の片棒を担がせている等、結局やっている事は犯罪組織と何も変わらない。また、瀕死状態になったポケモンを見捨てて逃げ出す等、ロケット団を始めとするこれまでの悪の組織以上にポケモンを道具扱いしかしておらず、ブラックの大きな怒りを買っている。だが、本当にポケモンのことを思って属していたプラズマ団員もおり、プラズマ団内部でもアクロママシーンについて意見が対立していたらしく、第11章では2手に別れることになる。第12章に登場する組織。伝説のポケモンとメガシンカのアイテムを強奪する事が主な目的。伝説のポケモンの捕獲を担当するA班(チーム・ア)、メガストーンとキーストーンの確保を担当するB班(チーム・ベ)に分かれている。ワイの母親・サキを含むアサメタウンの住人達を捕まえ、ギルガルドの洗脳で「大樹」の運搬をさせている。歴代でも群を抜いた影響力・支配力を持っており、カロス地方のマスメディアはおろか、有名企業の社長などといった上流階級の人間を全て取り込んでおり、一般市民たちの自覚のないままカロス地方を完全に征服してしまっている。カロスのマスコミや警察組織もフレア団の言いなりであり、虚偽の報道でジムリーダーやカロスリーグの面々を社会的に抹殺し、半ば壊滅状態に追い込んだ。なお、メンバーが身につけている赤スーツは500万円もする高級品で、最終兵器のエネルギーから着用者を守る防御機能が備わっている。
出典:wikipedia
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