『鏡の国のレジェンド』(かがみのくにのれじぇんど)は1989年10月27日にビクター音楽産業から発売されたPCエンジン CD-ROM²用ゲームソフト。鏡の国に誘拐されたのりピー(酒井法子)を救うために、ファンの男の子が鏡の国を冒険するアドベンチャーゲーム。実写取り込みによる画像と声で酒井法子自身が出演している。名前を登録すると、酒井法子がプレイヤーの名前を声で呼ぶ。ただし一音一音録音してある音を発音するため棒読みになっている。なお、本ソフトを音楽用CDプレイヤーで再生すると、1トラック目に警告を兼ねた酒井本人のメッセージが流れる。これは、ゲームデータのトラック(PCエンジン用)を再生することによりCDプレイヤーに故障を招く可能性があるため、音声トラックに収録したものであり、本ソフトに限らず、CDメディアのゲームソフトに多く存在する(PCエンジン#CD-ROMも参照)。プレイヤーは主人公の行動を操作し、テレビのコンサート中継出演中に突然消えたのりピーを探す事となる。行動はコマンド選択方式となっており、「見る」「調べる」「聞く」などのコマンドを使用して場所の調査、キャラクターとの会話を行う。劇中で場面によっては酒井法子自身が歌う事があり、酒井の曲である「夢冒険」(1987年)、「GUANBARE」(1988年)、「星屑のアリス」、「Love Letter」(1989年)の4曲がCD-DAで収録されている。テレビのコンサート中継で歌っている最中に、のりピーが突然画面から消えた。のりピーを救出する意思が働いた主人公は、何故か異世界に飛ばされ、のりピーを捜す事となる。主人公はジャングル、洞窟などを巡り、様々なキャラクターと出逢い、モンスターと戦いながらのりピーの行方を捜す。やがて、のりピーが魔女ダーナによって水晶玉に閉じ込められているという噂を聞き、主人公はダーナの住む館へと向かう事になる。ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では5・6・7・7で合計25点(満40点)、「月刊PCエンジン」では80・80・80・85・75の平均80点、「マル勝PCエンジン」では6・6・8・7の合計27点、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、23.15点(満30点)となっている。 また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で79位(485本中、1993年時点)となっている。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では、「のりピーの魅力いっぱいのファンタジーアドベンチャーゲームで、メルヘンチックな画面が特徴」と紹介されている。
出典:wikipedia
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