セグー州(Ségou Region)は、マリ共和国の州。州都はセグー。セグー州はマリの中央部に位置し、東をモプティ州、南東をブルキナファソ、南をシカソ州、東をクリコロ州、北をモーリタニアと接する。セグー州はサヘル地帯に属し、年平均降水量が513mmという半乾燥気候である。そのため、州内を流れるバニ川とニジェール川という2つの水路を利用した灌漑農業が盛んに行われてきた。セグー州の気候は雨季と乾季があり、雨季は6月から9月まで4ヶ月間続く。乾季は暑期と寒期にまた分かれる。寒期には北のサハラ砂漠より冷たく乾いたハルマッタンが南へと吹き抜け、雨季には南からモンスーンが北北西へと吹きぬける。2004年には、この州の人口の半分は15歳未満だった。人口増加率は年2.1%で、人口の79%は農村に住む。住民はバンバラ人、、ソニンケ人、マンディンゴ人とトゥクロール人が多い。 この地域の人口の半数はバンバラ人である。バンバラ人はバンバラ語またはジュラ語を話す。2番目に人口の多いのはボゾ人であり、彼らは漁業を中心とした生活を営む。またニジェール川水運を担うのも彼らであり、周囲からは水に熟練した民族とみなされている。ソモノ人()も漁民であり、厳密には民族ではなく、ボゾ人やソニンケ人、バンバラ人の混血である。マンディンゴ人はバンバラ人と密接な関係があり、服装や信念、宗教的慣行をバンバラ人と共有する。ソニンケ人は偉大な商人及び戦士として知られている。セグー州の主産業は農業、牧畜、それに漁業である。セグー市は漁業と市場、それに陶器製造で知られている。セグーの市場には毎週多くの客が市外から訪れ、野菜、陶器、綿、金、革、果物、牛、穀物などを買ってゆく。セグー州は、7つの圏に分かれている。2001年時点の人口は1,887,100人。
出典:wikipedia
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