アポロン1000円シリーズ（アポロンせんえんシリーズ）とはアポロン音楽工業が1986年以降にリリースした定価1000円のゲームミュージックのカセットテープの通称である。当時、ゲームミュージックはアルファレコードなどが参入していたが、LPレコード（一部作品にはカセットやCDも発売されていた）を中心に発売していたアルファとは異なり、アポロンは得意とするカセットテープで発売し、しかもシングルEP（当時の定価は700円）よりやや高い1000円でゲームサントラを発売したこともあって、レコードプレイヤーを持っていない小・中学生をターゲットにしたと思われる。参入したゲームメーカーはコナミが中心だった。ほとんどの作品はステレオ録音でドルビーNR（Bタイプ）対応であったが、一部の作品は擬似ステレオをとっていたものもあった。

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