JRシリーズ (JR Series) は、1980年代に日本の松下通信工業株式会社・電卓事業部よりナショナルブランドで発売された、ホビーパソコン・8ビットパソコンのシリーズである(当時はマイコンと呼ばれていた)。シャープのMZと日本電気のPC-8000シリーズの成功により、他の多くのメーカーも独自規格のホビーパソコンで参入していた当時、松下が発売したシリーズである。1981年11月21日に54,800円で発売。ベーシックマスター(日立製作所)やMZ-80(シャープ)などと同様に、目の粗いグラフィックやキャラクタグラフィック、白黒表示、最低限のサウンド機能だけを装備した低機能かつ低価格のパソコンである。基本はMZ-80に近い部分が多いが、一部ではPC-8001の仕様に近い部分もある。外見はヨーロッパで発売された格安マイコン「Lambda 8300」に酷似している。1982年末に79,800円で発売。JR-100の上位機種だが、互換性はない。JR-100と同様、低価格路線のマシンである。1984年登場。大きさやデザインは同社のキーボード分離型MSXに近い印象である。カタログ写真にはプリンターやフロッピーディスクドライブが接続されている。メインCPUはZ80に変更されている。ショールームに設置されたプロトタイプ版では、起動時に「JR-200モード」を選択すると、JR-200のシステムが起動し、JR-200向けのソフトを使用する事ができた。ビジネスショーで公開されたものの、主に教育用パソコンとして学校へ納入され、一般向けにはごく限られた台数しか発売されなかったとされている。1983年に128000円で発売。大きさはB5大で、シャープのポケットコンピュータに比較的近い。
出典:wikipedia
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